炭水化物は悪者!?集中力と持久力を保つには必要な栄養素

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子供の食事で主食になる「炭水化物」は必要不可欠です。しかしこの炭水化物、健康や美容に敏感な大人の間ではちょっとした嫌われ者のようです。炭水化物は太る、炭水化物以外でも栄養は十分にとれるという話を聞きますが、これは子供にも当てはまる事なのでしょうか?今日は炭水化物の役割や、それに関わる子供の成長について詳しく見ていきましょう。

1.炭水化物は悪いものか

「炭水化物ダイエット」というのが流行り、はや数年が経ちます。これはごはんやパン、麺類といった主食と呼ばれている食材を食べないダイエット方法です。逆に言えば野菜や肉、魚、豆腐などはいくらでも食べて良いとされ、一時期夢のようなダイエット法としてブームを起こしました。

しかし本当に炭水化物を抜いても身体に影響は出ないのでしょうか。またうちの子は太り気味だから炭水化物を抜くといったダイエット方法を、子供に実践しても大丈夫なのでしょうか。

1-1.炭水化物の役割

そもそも炭水化物とは何でしょうか。ざっくり言うと、それは「糖質」と「食物繊維」のことです。

糖質は体内でエネルギーとして働きます。糖質の中でもブドウ糖は有名で、赤血球で使われ脳の働きを活性化させます。

そして食物繊維は塔や脂肪の吸収を穏やかにする役割があり、排せつの手助けをしてくれます。食物繊維が不足するとお通じが悪くなるというのは有名ですよね。また腸内の悪玉菌を減らし、腸内環境を整えてくれる役割もあります。

こうしたことを見ると糖質も食物繊維も普段の生活では欠かせない役割を持っています。つまり炭水化物は人が生きていく上で欠かせないものと言えるでしょう。

1-2.炭水化物を全く摂らないとどうなる?

炭水化物の摂り過ぎは、糖質の過剰摂取となり体に余分な脂肪を蓄えることになります。そのためダイエットの天敵と言われ、炭水化物を抜くダイエットが流行りだしました。

しかし全く炭水化物を摂らないとどうなるでしょうか。実は炭水化物は身体にエネルギーを蓄えるだけでなく、脳や神経に対してもエネルギー供給の役割がありますます。そのため炭水化物が不足するとあくびが出たり、ぼーっとして集中力が出ないといった症状がおこります。

さらに体の基本栄養素ともされている炭水化物を全く取らないと、意識障害を起こしたり歩けないほどの体力低下を引き起こしたり、最悪の場合命の危険にさらされることもあります。過剰な炭水化物の摂取は問題ですが、炭水化物を全く取らないことも非常に危険なのです。

参照 炭水化物 厚生労働省

2.子供と炭水化物の関係

ちなみに炭水化物は「5大栄養素」の1つです。他の4つの栄養素は「脂質」、「タンパク質」、「ビタミン」、「ミネラル」があります。

子供の成長にはこの5つの栄養素がそろわないといけません。特に炭水化物は1日の栄養素の6割を占めるのが理想とされ、もしこれを抜いてしまったら子供の成長に悪影響を及ぼしてしまいます。

2-1.子供が炭水化物を抜くと恐ろしいリスクも

体を動かすとエネルギーを消費します。脳が消費するエネルギーはそのうちの約20パーセントとと言われており、体を動かさずに頭だけを使ったダイエットは実際のところあまり意味がないと言えるでしょう。

しかし乳幼児の場合は違います。多くのことを見聞きして刺激を受ける乳幼児の脳は消費カロリーが激しく、体が消費するカロリー全体の実に50パーセントというので驚きです。

脳のエネルギーは糖質であるブトウ糖だけです。これは主に炭水化物で取れる栄養素であり、しかもブトウ糖は摂取した後にずっと体内に備蓄しておくことができません。そのため勉強などで脳をしっかりと活動させるには1日三度の食事でしっかりと炭水化物を取る必要があります。子供が炭水化物を摂らないと集中力が欠け勉強に支障が出る他、エネルギーの供給が追い付かず低血糖を起こし倒れてしまうこともあります。

2-2.炭水化物は子供の成長に欠かせない役割がある

炭水化物ダイエットという言葉があるように、炭水化物を控えると体重の増加を抑えることになります。

これは炭水化物を制限することで「たんぱく質が失われる」ことによる作用です。炭水化物が足りないと体のエネルギーが不足し、その役割を補うため体はたんぱく質をエネルギーとして使います。

しかしこのたんぱく質、子供の身長を伸ばすには欠かせない栄養素です。炭水化物を子供に過剰に制限することによりたんぱく質が失われ、結果的に身長が伸びにくくなってしまうのです。炭水化物を過剰に控えることは体重を抑えるだけでなく、子供の身長にも悪影響があることを覚えておきましょう。

2-3.炭水化物を取らないと風邪を引きやすくなる

炭水化物を取らず、肉や魚、野菜といった食生活を続けても人は生きていくことができます。しかし5大栄養素の1つである炭水化物を抜いてしまうと、結果的に「偏食」になり、栄養の偏りが体内で起きてさまざまな変化をもたらします。

炭水化物ダイエットでよく聞くのが「風邪を引きやすくなった」、「口内炎ができた」という声です。これらは偏食により本来持っている体の免疫力が低下した結果と言えます。

もし子供が炭水化物を取らなくなったら体の免疫が落ち、風邪を引きやすい他にも傷の治りが遅かったり、アレルギー症状が悪化したりといった体の変化が考えられます。やはり子供から炭水化物を抜いてしまうのは非常に恐ろしいことなのです。

3.健康的に炭水化物を取ろう

炭水化物は子供の成長に欠かせない重要な役割を持っていることが分かりました。しかし炭水化物の過剰摂取も非常によくありません。近頃では過剰摂取による子供の肥満、糖尿病のリスクといったことが問題になっています。炭水化物をじょうずに摂取するには、バランスの取れた食事を心がけるのが一番です。

3-1.炭水化物の中でも子供に悪いものがある?

これまで説明してきた炭水化物は、主に食事の主食である「お米」、「パン」、「麺類」といったものを仮定に話してきました。これらは食事の時に野菜や肉と一緒に摂ることで子供の成長に欠かせない栄養素としての役割を持っています。

しかし「お菓子」も炭水化物に指定されるものがあります。お菓子の原料になっているもののなかには「ジャガイモ」「とうもろこし」「小麦粉」といったものもあります。つまりスナック菓子の多くは炭水化物からできています。

このスナック菓子には油分や化学調味料も多く含まれます。そのため子供が1日で一袋食べてしまうと悪玉コレステロールを過剰摂取したり、脂肪がつきやすくなったりします。食事で摂取する炭水化物よりも高カロリーで添加物も多いため、毎日食べるようなことは控えた方が良いでしょう。

3-2.炭水化物はバランスよく摂取しよう

「一汁三菜」という言葉があります。これはごはん、味噌汁、メイン料理、小鉢2品といった和食をもとに考えられている言葉です。

炭水化物にはお米の他にも「パン」、「パスタ」、「ラーメン」などがあります。実はこれらの炭水化物には「糖分、塩分、油分」が含まれていることが多く、特に大盛りで食べると一日で摂取する塩分や脂質をオーバーしてしまうことがあります。またこれらの食事にプラスしてデザートや甘いジュースなどを足してしまうと、予想以上の糖分を摂取することになるでしょう。

しかし炭水化物の中でも「お米」は油分や糖分、塩分などは含まれていません。もちろんお米もカレーやかつ丼といったメニューになると高カロリーになり、塩分や脂質の摂り過ぎになることがあるので注意は必要です。しかし炭水化物の中ではお米が一番さまざまなおかずと一緒に食べることができ、腹持ちも良いです。普段の炭水化物は麺類やパンが多いといった方はお米の良さを改めて見直し、ぜひお米を食卓に取り入れてみましょう。

まとめ

子供の健やかな成長に、炭水化物は欠かせません。炭水化物は頭の働きや身長、体重の増加に大きな役割を持っています。

しかし甘い菓子パンやスナック菓子、パスタやラーメンといった炭水化物は、ときにカロリーオーバーや塩分脂質の摂り過ぎにつながります。毎日こういったお菓子を食べたり、麺類ばかり食べたりする生活は見直す必要があります。

炭水化物は大人になっても食べ続ける主食です。
子供のうちから正しい炭水化物の食べ方を学び、その役割が悪影響を及ぼさないようバランスの良い食事を心がけましょう。

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