文字練習は姿勢から!正しい姿勢と鉛筆の持ち方の効果とは

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お子さんが宿題などで長時間文字を書き続けていると、いつの間にか姿勢が崩れているといったことはありませんか?

一般的には「文字の練習=きれいな字を書く」といった認識が強いですが、実は文字練習には正しい姿勢というのが欠かせません。しかし子供にとって長時間良い姿勢で座っている行為というのは結構大変であり、とても体力を使います。私たち大人も最近ではスマホからメールを打つことが増え、長時間机に向かって文字を書く動作が減り、正しい文字の練習方法を子供に教えるのが難しくなっています。

正しい文字の練習方法は、まずは正しい姿勢からはじめましょう。親子でバランスの取れた良い姿勢を意識し、正しい鉛筆の持ち方で文字を書く練習をしましょう。

1.良い姿勢で文字を書けない子供が増えている

学校の授業参観などに行くと、クラスの大半の子供が姿勢が悪い状態で授業を受けているのを見聞きします。「気をつけ」と号令をかけても実際は猫背の子供が多く、正しい姿勢が保てる子供は昔と比べだいぶ減っているようです。

姿勢が悪い原因として、子供たちの外遊び時間が減り「筋力が低下している」ことや、「スマホや携帯ゲームにより下を向く時間が増えている」ということが挙げられています。日常生活で姿勢が悪いのに、座って文字を書くときだけ正しい姿勢ができるのはまず無理でしょう。あまりにも普段から姿勢が悪い子供は、猫背が引き起こす身体への影響を教えたり、日頃から背中の筋力を伸ばすストレッチなどを取り入れたりする必要があります。

1-1.大人も、正しい姿勢の文字書きができない!?

また姿勢の悪い子供が増えた要因の1つとして、親世代も姿勢が悪いことが挙げられます。子供たちよりもスマホやパソコンに触れている時間が長い親も多く、運動不足で背中周りの筋力が衰え、まっすぐ立つことができない親が増えているのです。そのため親自身も正しい姿勢で文字書きをすることが出来ず、子供の姿勢が悪いと感じても「仕方がないか」で済ませてしまうこともあります。

また最近流行のリビング学習ですが、リビングチェアやソファーと言った椅子は子供の学習には向いていないケースが多く、リビングで学習時間が増えるほど姿勢が悪くなることもあります。親の目の行き届いた場所で勉強するのは良いのですが、姿勢の面から言うとやはり子供用の学習デスクとチェアを用意したほうが良いのかもしれません。

1-2.姿勢が悪いまま文字の練習をするとどうなる?

最近では小学校入学前から本格的に文字の練習をする子供も増えています。親としては文字練習の際気をつけて見るのは「書き順」、「字の美しさ」、「筆圧」といった文字の形ばかりに注目しがちです。

しかし姿勢が悪い状態で文字の練習を続けると、それは今後の学習面においても悪影響が出てきます。授業中も良い姿勢を保つことができず、結果的に集中力に欠けイライラしてしまうという調査結果も出ています。逆に姿勢の良い状態で文字練習をさせたりテストを受けさせたりすると、大学生対象の調査では計算のスピードが約5%上がるという結果が出ました

文字練習は文字の美しさだけに注目するのではなく、姿勢の美しさにもきちんと注目する必要があるのです。

参照 NIKKEI STYLE 「姿勢悪い子」増加中 「背中ぐにゃり」は集中力不足の原因に

2.正しい姿勢で早く書くことが、学習アップのコツ

ネット教材が徐々に増えつつある時代ですが、学校の勉強はまだまだ「板書(ばんしょ)」が中心です。板書とは簡単に言うと先生が黒板に書いた文字を生徒がノートに書き写すことです。この板書を素早く丁寧に書ける子供の方が授業内容は頭に入りやすく、記憶力アップにもつながります。また正しい姿勢で行った方が集中力も増し、授業中飽きてしまったりイライラしたりすることもなくなります。

2-1.正しい鉛筆の持ち方は姿勢と連携している

板書を正しい姿勢で早くできることは、授業に集中し、記憶力アップにもつながります。このような動作をするコツとして「正しく鉛筆を持つ」ことが欠かせません。

ある調査では正しい鉛筆の持ち方ができている子供は、1クラスにたった1割ほどしかいないという結果がでました。しかも間違った持ち方をしている子供の多くが姿勢が悪いことも分かっています。これは間違った持ち方により書いた文字が見にくくなり、自然と体が斜めになっていることが要因にあります。

逆に鉛筆を正しく持つと指に余分な力が入らなくなり、疲れにくいため正しい姿勢も保ちやすくなります。長く書き続けても集中力は保たれ、板書が素早く良い姿勢で書くことができるのです。鉛筆の持ち方はひとそれぞれの個性だから…で済ませるのではなく、学習に与える影響が大きいため正しい持ち方ができるように今一度見直してみましょう。

2-2.悪い姿勢や間違った鉛筆の持ち方、その影響は

正しい姿勢や正しい鉛筆の持ち方は、結果的に授業に集中できたり記憶力のアップにつながったりと、学力を上げるには欠かせない大切なことということが分かりました。では逆に悪い姿勢や間違った鉛筆の持ち方を続けてしまうと、身体に与える影響というのはあるのでしょうか。

最近では「肩こり」を訴える大学生が急増しています。その多くが間違った鉛筆の持ち方、そして悪い姿勢のまま板書や自主学習を行ってきた学生が多いと言います。大学によっては「姿勢と健康」という講義もあり、その授業を受けた学生の多くが初めて正しい鉛筆の持ち方や正しい椅子の座り方を学ぶこともあります。また姿勢が悪い状態で勉強を続けることによりノートを見る距離が近すぎて、「視力低下」の原因にもつながります

これから受験勉強といった長時間机に向かう時期を迎える子供にとっては、正しい姿勢や鉛筆の持ち方を早めに覚えておかないと、身体が受ける悪影響はとても大きいことが分かります。

3.今からでもできる正しい文字の練習方法

子供にとって正しい文字の練習方法は、文字の形にだけ注目するのではなく、正しい姿勢や鉛筆の持ち方をまず見直すことが大切です。そうは言ってもいきなり「姿勢が悪い!」とか「鉛筆の持ち方を直しなさい」と言ってもなかなか改善することはできないでしょう。そこでおすすめなのが順序を追って徐々に改善していく方法です。

3-1.できたら「ほめる」を繰り返す

まず姿勢や鉛筆の持ち方が悪いとどれほど悪影響があるのか親子で話し合ってみましょう。そのうえで文字の練習をする際に子供に正しいやり方を意識させることが重要です。具体的なやり方の一例をあげると

  • 文字を書く前に背中を伸ばすストレッチを行い、姿勢を意識させる
  • 鉛筆の持ち方が難しい場合は、補助道具などを使って正しい持ち方を覚えさせる
  • 正しい姿勢、正しい持ち方ができていればその都度ほめる

文字練習を集中して行うと、だんだんと姿勢が崩れたり持ち方が悪くなったりしてしまうことがあります。子供は文字の形に集中してしまうことが多いので、姿勢や鉛筆の持ち方は大人が声を掛け、ほめて誘導してあげましょう。「また間違ってる!」などと叱ってしまうと、文字の練習自体が嫌になり、姿勢や持ち方を改善しようとするやる気を削いでしまうことにもなります

3-2.勉強する時間を変えてみる

また正しい姿勢や鉛筆の持ち方ができない子供の中には、「あせって勉強しているから」ということもあります。家庭でゆっくりと時間を使って行う文字練習のときは正しい姿勢や鉛筆の持ち方ができているのに、寝る直前に行う宿題やゲームの前の勉強では、早く終わらせたいあせりから姿勢や鉛筆の持ち方が適当になってしまうことがあるのです。

理想は短時間の勉強でも正しい姿勢や鉛筆の持ち方ができることですが、そうなるには多少時間をかけて覚えさせることが必要です。あせっている最中に正しいやり方を強制してもその後改善することは少ないですから、余裕のある時間のときに机に向かい、本人が意識して正しい文字の書き方を行うようにしましょう。

まとめ 大人も一緒に文字を練習してみよう

スマホやパソコンが主流になっている現在、大人でも長時間机に向かって文字を書き続けることは減っています。実際書いてみると正しい姿勢や正しい鉛筆の持ち方で文字を書ける大人も少ないように見えます。

これから大人にかけて文字を書く機会が多いのは子供の方ですが、たまには大人も一緒になって文字の練習をしてみるのもおすすめです。親子で姿勢が悪いと感じたら、身体の筋力をつけるために一緒にスポーツを楽しんでみるのも良いでしょう。美しい文字は正しい姿勢と正しい鉛筆の持ち方から、それはどの年代にも言えることであり、きれいな字を書くための基本的なことです。

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