おこづかいから学べるお金のこと 子供に教えるお金の使い方

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突然ですが、みなさんは子供におこづかいをあげていますか?

最近は「子供の頃からお金についての知識を付けることは大切」という意見も多くなりました。おこづかいを通してお金の使い道や貯金方法を身につけることはとても良いことです。

しかし日本ではお金についての話はタブー視されている傾向が根強くあります。学校で教わるのはお金の単位や計算法が中心であり、お金の使い方自体は教わる機会がありません。おこづかいをあげればお金の使い道が絶対に分かるというわけではありませんが、おこづかいを通して親子でお金のことを再考してみるのも良いでしょう。

1.子供の前でお金を使う機会が減っている

ひと昔前では毎日のように商店街で各お店を回って買い物をし、その都度現金で支払うのが当たり前でした。子供におつかいを頼み、お釣りを持って帰ってくるよう親から頼まれることもありましたよね。

しかし現在では買い物は大型スーパーで週に一回、子供が学校に行っている間にまとめ買いをする人も多いようです。子供がいると何かとうるさい、ゆっくり買い物ができないといったこともあるでしょう。またネットスーパーで頼んだから買い物に行く必要がないといったこともあります。子供の前で買い物をすること自体減っているのです。

1-1.便利なクレジットカード

また子供の前でお金を使う機会が減っている要因として、クレジットカードがあります。例えばスーパーで4860円の買い物をしました。現金で5000円支払った場合、おつりはいくらでしょう?現金ならそんな問題を出し、子供にお金のことを考えさせることもあります。

しかしクレジットカードは差し出すだけで決算ができ、お釣りも不要です。近頃はポイントが貯まるといった理由から、コンビニでの少額の買い物でもカード払いをする大人が増えています。子供はそういった姿を見ると「カードさえあれば何でも買える」と思い、お金の使い方を非常に安易なものとして受け止めてしまうかもしれません。

1-2.ネット社会で現金はもはや不要?

また子供がお金を軽く考えてしまう要因として、ネット通販の利用があります。

「サッカーボ―ルが欲しい」そんな要求にも現在はネット環境があればすぐに注文することができます。翌日には配送されたボールを子供に渡すこともでき、そのボールがいくらで、どのように購入したかという経緯を知ることなく、子供は簡単に物を手に入れてしまうのです。

ネット通販が悪いこととは言いません。しかしあまりにも簡単に物を手に入れてしまうことは、子供にとってお金の使い方を学ぶことはできないことにもなるでしょう。

1-3.子供と一緒に買い物に行こう

便利な社会になった分、子供にお金の使い道を教える機会は減っています。

たまには子供と一緒に買い物に行き、現金で支払うことをしましょう。そのとき消費税はいくら掛かり、出したお金からおつりはいくらもらえるのか、子供に考えさせると良いでしょう。この行動はお金の計算や単位を知ることになりますが、繰り返すことで商品の値段を覚えたり、財布の中の残金を見て本当に必要な買い物なのか考えたりするきっかけにもなります。

2.おこづかいを子供にあげるということ

普段から現金での買い物を子供にさせると、次第に商品の価値や計算方法を身につけることができるでしょう。

また買い物と同じくらいにお金のことを学べるのが「おこづかい」です。おこづかいは自分で考え、自分のために好きなものを購入できる貴重なお金です。与えなくては勉強にならないというわけではありませんが、子供におこづかいをあげることにより、子供にとってお金の存在がもっと身近なものになるでしょう。

2-1.昔に比べ、おこづかいを子供にあげる親が減っている

博報堂生活総合研究所によると、現在おこづかいをもらっている子供の割合はおよそ6割。これは過去20年と比べて最低の数字だそうです。

親に経済的な余裕がなく、結果的に子供のおこづかいがないといった要因もあります。しかし注目すべきはおこづかいと同時に「新しい商品が出るとすぐほしくなる」という子供もたったの4割で、過去最低になっているのです。

つまりおこづかいをもらわなくても、欲しいものがあればすぐに買ってもらえる背景が見えます。これは親だけでなく、少子化により祖父母からのプレゼントも増え、自分でおこづかいをもらわなくても欲求が満たされていると言えるでしょう。おこづかいを与え、「そのお金の範囲で欲しいものを買いなさいと」言った方が、子供にとってはお金のありがたみを感じる機会になるかもしれません

参照 子供20年変化 調査結果 http://seikatsusoken.jp/report/10429/

2-2.毎月おこづかいをあげるメリット

おこづかいを子供にあげる方法として、毎月決まった定額を子供に渡すことがあります。家庭により値段はまちまちですが、小学生の平均額はおよそ500円、中学生で1000円、高校生で5000円と言われています。

定額でもらえるお小遣いにより、子供は「貯金」をまなぶことができます。先月は500円のうち300円をお菓子で使った。残りは200円で、このペースで行けば年間2400円貯金ができる。子供はそんなふうに考えてお金と付き合うことができます。中にはもらった瞬間にすべて使ってしまう子もいるでしょうが、そうした使い方ではお金を貯めることができません。おこづかいの定額制はそうしたデメリットも含めて学ぶこともできるでしょう。

2-3.手伝いをしたらおこづかいという方法も

また近年おこづかいをあげる方法として「おてつだい制」も増えています。お風呂掃除一回につき100円、お皿洗いで50円と言ったように、労働をしたらお金がもらえるシステムです

この方法では子供は幼いうちからお金は労働を得てもらえるもの、という認識ができます。普段から親がクレジットカードで支払いをしていても、実は働いて銀行にお金が振り込まれることにより、カードでいろいろなものが買えるということも分かるかもしれません。この方法はおこづかいをあげてもすぐに使ってしまう子、普段から手伝いをしない子には向いています。苦労してお金を得ることにより、お金の価値は大切なものと認識することができるでしょう。

3.おこづかい帳を使おう

おこづかいをどのように与えるかは各家庭によっても違うでしょう。定額制、お手伝い制、中にはお年玉で多く渡し、その金額で一年間やり過ごしなさいという家庭もあります。

しかしここで大切なのは「お金の保管方法」と「使い道」を考えさせることです。ただお金を渡して放っておくのはよくありません。おこづかいを有効につかうためにも「おこづかい帳」をつけさせましょう。

3-1.子供がおこづかい帳を使うメリットとは

おこづかい帳をつけることにより、お金を何に使い、1ヶ月や1年の間にどれだけ使ったか明確になります。買ったけれど結局使わなかった、無駄遣いをしたということが認識できれば、次に同じような商品を買うことはしないし、物の値段に対しても考えてから購入するようになります

またおこづかい帳をつけると、自然と計算をすることになります。小学生くらいだとこの経験が将来に生きてきます。頭を使って算数の勉強になるのはもちろん、消費税の目安や残金のおおよその概数なども分かるようになるでしょう。

3-2.必要なのは自分のお金と向き合うこと

おこづかいを子供にただ漠然と渡すだけでは、子供もいつのまにかお金がなくなっているということになるでしょう。「500円もらったのに、月末には12円しかない。どうしてだろう。まあいいっか。」こうした状態では極端な話お金を盗まれても気づかないことになります。

おこづかい帳ははじめはきちんと付けていても、数か月したらつけなくなってしまうこともあるでしょう。しかし思い出した時に貯金箱の中身を確認し、現在の残金をおこづかい帳にチェックしておくだけでも良いのです。自分が使って良いお金は現在どの程度あって、それによって何が買えるのか?子供自身にお金のことをじっくり考えさせることが大切です。

まとめ 持たせるだけじゃダメ、親もおこづかいをチェックしよう

昔と違い、少額のお金で買える駄菓子屋さんや文房具店などが減っている現在、子供におこづかいを渡しても使い道が少ないといったこともあります。

しかしおこづかいを渡して手帳に使い道や残金を記入することにより、子供はお金の使い道や価値を実感することもできるでしょう。

最初はおこづかいの使い道やおこづかい帳の記入の仕方も分からないかもしれません。まずは親が一緒になって、今後の使い道や毎月の合計金額をチェックし、親子でおこづかいに対して話し合うことも大切です。子供の頃にお金を管理する経験をしておくと、大人になった時もきっとお金の管理をうまくやり繰りできるようになるでしょう。

 

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