気になる子供同士のトラブル、引っ込み思案な子供に自信をあたえるには?

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子供がイジメられて帰ってきた。もしくはうちの子は誰か友達がいるのか心配になる。多くの親が、子供の仲間関係について心配しています。

自分の子供の友達関係が心配になったことは、一度や二度だけではないでしょう。しかし自分が子供の頃を思い返すと、友達とのトラブルは毎日のように起きるのが当然であり、その経験があったからこそ今の人間関係が築けているとも思います。

喧嘩やイジメを経験した子供、または引っ込み思案でなかなか友達ができないお子さんも、そうしたトラブルが一生続くわけではありません。今日は子供同士のトラブルが起きたらどうすればよいか、引っ込み思案の子供にはどう対応すべきかを一緒に考えていきましょう。

1.気になる友達トラブル、そのとき大人はどう対応すべきか

shutterstock_339897560子供が集団生活に入ると、避けて通れないのが友達とのトラブルです。子供は友達と喧嘩やトラブルを経験することで他人の気持ちを思いやるようになります。つまり幼少期に友達とのトラブルを経験しないと、社会性のある大人に育つことは難しいのです。

しかし友達トラブルはときに親を巻き込んでのおおごとに発展することもあります。そんなとき大人もあまり感情的にならず、子供にどう対応すべきか考えていきましょう。

1‐1.仲間同士のトラブル、話をしっかり聞くだけで、ほとんどの子供は安心する

「今日学校でĄ君に思い切り蹴られた」。そんな話をお子さんが突然伝えてきたら、あなたはどうしますか?

当然多くの親は子供の話をじっくり聞いて、ケガはないか確認することでしょう。状況によっては先生に伝えたり、病院にいく必要もあります。

しかし子供のトラブルの多くは先生に伝えたり病院に行かなくても解決できる些細なことです。親として出来ることは「話をじっくり聞いて、共感すること」です。子供が親につらいことを伝えるのは、自分の気持ちを分かってほしいからでしょう。親としては心配にもなりますが、いつどこで誰がなぜ蹴ったの!?などど質問攻めにしないことも大切です。ほとんどの子供は、親にトラブルを伝えて「それは大変だったね」と共感をもらえるだけで問題を解決することができます。

1‐2.子供を信じつつ、大げさに心配しないことも大事

子供が心配事を訴えてきた場合、中にはにわかに信じられないことを言ってくることもあります。

これは実際にあった話です。あるお子さんが「今日の牛乳、賞味期限が2週間前のものだった。ヒドイものをB君に無理やり飲まされた」と言うのです。親はすぐさま学校とBくんに抗議しました。

しかし真相は、牛乳の賞味期限表示をB君が爪で削り取ってイタズラしていただけでした。無理やり飲ませることもなく、ふざけあって飲んだそうです。しかし学校は給食室を徹底に調べたりして一時はおおごとになってしまいました。

子供の言うことを信じるのはもちろん大切ですが、本当だろうか?ということをすぐに鵜呑みにしてしまうのは危険です特に他人に抗議したり注意したりするときは、事実関係をきちんと調べてから冷静に判断することが大切です。

1‐3.自分の子供がイジメの「加害者」にならないよう教育する

大人に「子供の頃いじめられたことはあるか」とアンケートを取ったところ、約60パーセントがあると答えました。一方「いじめたことはあるか」と聞いたところ、確実にあると答えた人はわずか15パーセントでした。(ニコ割アンケートより抜粋 http://info.nicovideo.jp/enquete/special/ijime/201208/index.html?cc_referrer=news

つまり加害者の多くはいじめているつもりはなく、知らず知らずのうちに友達を傷つけていることになります。

親としては「自分の子供がいじめられたらどうしよう」と考えがちですが、それよりも子供が知らず知らずのうちに加害者になっていることのほうが可能性は高いのです。自分の子供をいじめの加害者にしないよう、友達との付き合い方を家庭でも話し合ってみましょう。多くの家庭でこうした考えを持ち子供を育てることができれば、現在あるいじめ問題もだいぶ減らせることができると思われます。

2.引っ込み思案の子供に自信を持たせる方法

shutterstock_129268139友達との人間関係に悩む事例に、「子供が引っ込み思案でなかなか友達ができない」という問題があります。人見知りがなく、誰とでも打ち解ける子供は確かに仲間も作りやすいでしょう。しかしそういう子は少数派にも見えます。ここでは引っ込み事案の子供にどう自信をつけさせるか探っていきましょう。

2-1.情けないなど、子供を責めてはいけない

引っ込み思案の子供は、たとえ他の子が「遊ぼう」と誘ってくれても、恥ずかしくて入れない、なかなか自分から入っていくことができないこともあります。

そういう状況を目の当たりにした親は、「どうして一緒に遊ばないの!」「情けない」など、子供を怒ってしまうこともあるでしょう。

しかし子供も一緒に遊びたいのに、どうしたらよいか分からない、十分辛い思いをしています。その状況で叱ってしまうと自己肯定感を下げてしまうことになり、自信を無くしますます引っ込み思案になってしまいます

なるべく親は静観し、子供が助けを求めてきた時だけフォローするなどの配慮をしましょう。また仲間に入ることができなくても、子供は他人を目で見て学ぶ「傍観遊び」をしています。いつかは他人と関われるようになる、そう信じて待つことも大切です。

2‐2.子供の得意分野を見つけてあげよう

内気な子は運動が苦手というイメージがあります。確かに小学校まではスポーツをして仲間を増やす傾向があるので、運動が苦手な子は仲間を作りにくいかもしれません。

しかし運動が苦手な子供に無理やりスポーツをさせても、結局興味がないのであまり成長はしないかもしれません。しかも苦手なことを強制させてもできないことが多いので、やはり自己肯定感を下げてしまいます。

子供が興味があって得意なことは何なのか、親も一緒になって考えて遊んでみましょう。ある男の子は「けん玉」にとても興味があり、家で親子で楽しんだところとても上手になりました。学校で昔遊びが流行ったときにその子はクラスで注目され、友達をつくるきっかけにもなったそうです。

2‐3.放課後に誰とも遊んでいない…しかし学校ではどうか

人見知りが多く引っ込み思案な子供は、特に小規模な世界を作るのを好みます。誰か一人自分と同じような考えを持つ友達ができればそれだけで大満足なのです。

「放課後誰とも遊んでいない」という場合でも、実は学校では気の合う友達と一緒にいることが多いです。本人が「友達がだれもいなくて嫌だ」と言わない限り、さほど心配することはないでしょう。また学校でたくさん仲間と関わっているので、家では一人でゆっくりしたいタイプの子供もいます。

そして「放課後独りぼっち=辛い寂しい」という考えは、とくに仲間外れなどのトラブルを経験した母親に多いと言います。本人はさほど気にしていないケースが多いので、あまりにも友達を作りなさいとプレッシャーをかけるのは逆効果です。

3.豊かな仲間を築くために、大人ができること

shutterstock_368050490子供同士のトラブルは、大人はなるべく静観して見守ることが大切です。しかし状況によっては大人が間に入って助言することも必要でしょう。子供たちが豊かな仲間関係を築くにはどうすれば良いのか、大人ができることを考えてみました。

3-1.自分の子供だけでなく、他人の子も叱る、褒める

最近の大人の多くは子供を叱れないと言います。例えばやってはいけない場所にらくがきをしている子供を見つけ、その場で叱ればいいのにわざわざ教育委員会などに連絡する人もいます。

子供同士のトラブルを見つけたときも同じです。例えば自分の子供が叩かれたとき、相手の子供に注意せずわざわざ学校や相手の親に連絡する人もいます。

悪いことを注意するのは「その場ですぐに子供を叱る」ことが大切です。例えば家に子供が友達を呼んだ時にトラブルが起きたら、たとえ他人の子供でも自分の子同様に注意しましょう。また良いことをした子供がいたら、他人の子でもちゃんと褒めてあげましょう。自分の子供のように他人の子供にも接する、そうした心がけが子供同士のコミュニケーションを豊かにさせ、やって良いことと悪いことの分別を身につけさせることになります。

3-2.「あの子と遊んじゃダメ」はなるべく口にしない

大人の目から見て、目に余る行動をしてしまう子供もいます。嘘をつく、暴力的、物を盗むなど。一方的にいじめられるような友達には、「もうあの子とは遊んじゃダメ」と言ってしまうこともあるでしょう。

しかし先ほども述べたように、その子をしっかりと叱った対応はしているでしょうか。自分の子供のように、他人の子でもいけないことはいけないと毅然とした態度を取ることが必要です。

また一見厄介と思われる子供でも、自分の子供にとっては大切な仲間かもしれません。せっかく信頼できる仲間ができたのに、親の「ダメ」の一言でもう遊べない。その行為は大人になったときに問題行動がある人との関わりを拒絶することにもなります。

親から見て心配な子供の仲間関係は、子供に話して約束事をしても良いでしょう。いつも夜遅くに電話してくるのをやめてほしい、また叩かれたら次は遊ぶ約束をしないなど。それは相手の子供にも間接的に注意することにもなります。ストレートに「遊ぶな」と言うのはなるべく避け、子供に考えさせながら仲間との関係を築いてもらいましょう。

4.まとめ

shutterstock_180085523これを読んでいる大人の皆さんも、子供の頃は何かと仲間関係のトラブルがあったでしょう。イジメや不登校になるほどの悲しい仲間トラブルは心に傷が残りますが、それを経験した人こそ子供に良いアドバイスができるとも思います。

また引っ込み思案でなかなか友達ができないといった子供も、それが一生続くことはまずありません。逆に小学校の頃から友達に囲まれ大人気だった子供だって、大人になってからも大人気でずっと順風満帆なんていうことはまずないのです。

まずは子供が一人でも友達がいるのなら、その状況を喜んであげましょう。友達は多くなるほどトラブルも多くなります。そんなときは子供の話を聞くことに徹し、あくまで子供自信が考えて仲間との良い関係を築いていけるように、大人は見守ることが大切です。

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