リビング学習が主体の今、子供に「勉強部屋」は必要か!?

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あなたのお子さんはどこで勉強していますか?ドラえもんに出てくるのび太君は自分の部屋で宿題をしていますが、それはもう昔の話のようです。最近の子供たちは自分の部屋ではなくリビングで勉強をしている子が多いと聞きます。

しかもリビング学習は親の目が行き届き、勉強をする子供も自分の部屋よりも集中できると言います。それならばもう子供部屋なんて必要ないのかもしれません。

しかし子供部屋があることで意外なメリットも多数あるようです。今日は子供部屋について、いつ、どのような部屋を作ればよいのか紹介します。これから子供部屋を作ろうかと悩んでいる親御さん、必見です。

1.子供が勉強に集中できるスペースはどこ?

shutterstock_253633969子供一人で自分の部屋に行き、じっくりと集中して勉強したほうが良いのか。それとも親の目が届くリビングの方が子供も安心して勉強ができるのか。子供にとって勉強をする場所というのはどこが良いのでしょう。それはお子さんの性格や、年齢によっても違いがあるようです。

1‐1.低学年のうちはリビング学習が向いている

小学一年生の子供を、いきなり部屋に閉じ込めて「勉強しなさい」と言ってもできる子は少ないでしょう。仮にやったとしても、とても乱雑な字で書いたり、早く終わらせようと適当にやってしまうことが多いようです。

小学校低学年の時期は、まだまだ「自分を見てほしい」という甘えの気持ちがありますそのため家族の存在が分かるリビングの方が、安心感があり勉強への集中力も高まります。小学校低学年のうちは、たとえ勉強部屋があってもリビング学習のほうが向いているでしょう。

1‐2.小学校高学年や、集中できる子供は自分の部屋が向いている

一方、リビングよりも自分の部屋で勉強を行った方が向いている子供もいます。例えば漢字を覚えるのに集中して黙々と漢字を書き続けるタイプの子は、雑音が聞こえない子供部屋に一人で置いても集中して勉強することができます。このタイプは小学校高学年になるほど多くなるので、高学年になったら一人で部屋で勉強をさせても良いでしょう。

また兄弟がいて騒がしかったり、工作など長時間自分のことに没頭したりする場合も子供部屋があると良いでしょう。ただドアを締め切って全く子供の様子が見えなくなると、気づいたら遊びほうけていたということもあるので注意が必要です。

1‐3.小学校低学年ではリビング派が8割

最近ではリビング学習の子供が増えており、小学校低学年の場合はその割合は8割にもなります。(Benesse ウィメンズパークアンケート 2013年5月より)

一見リビングのほうがテレビもゲームもあったり、家族の声が騒がしかったりと勉強に集中できないような気もします。しかしリビングに親がいると「ちゃんと勉強しなければ」という緊張感があり、しっかり勉強に向き合う意識が働くようです。

また分からない問題があっても一人の場合「まあいいか」と飛ばしてしまうこともあります。しかし近くに親がいたら質問もできますし、親も子供がどの問題でつまづいているのか気づくことができます。そのようなことを踏まえると、子供を一人勉強部屋で勉強させるよりも、リビングで自然に勉強させた方が良いのかもしれません。

2.子供部屋が必要になる年齢は?

shutterstock_148824731では勉強をするにはリビングが良さそうですが、それならばもう子供部屋は必要ないのでしょうか?しかし子供部屋があることにより自立心が芽生え、整理整頓なども身につけることができるようです。

2-1.子供部屋を作る適齢期とは

よく聞くのが「いつになったら子供部屋を作るべきか」という疑問です。日本の場合子供が小さなときはまだアパートなどの小さな集合住宅に住む家族も多く、子供が生まれた時点で子供部屋がすでにあるというケースは少ないようです。

子供が幼稚園あたりの年齢で大きな家に移る家族も多く、そのときに子供部屋をつくるケースも多いでしょう。幼児期に子供部屋で一人過ごすことは少ないでしょうが、自分のおもちゃや学校道具、洋服などを整理整頓する機会を作ることになり、子供部屋の意義は十分にあります。また大人もそうですが、イライラしたときや悲しいときなど、自分だけの空間で時間を過ごすこともでき、心を落ち着かせることもできます。

特にいつぐらいに子供部屋を作った方がいいかという決まりはありませんが、自分の持ち物が自己管理できるようになるのは小学校3年生くらいでしょう。この頃までに子供部屋があると、自己管理をしっかりできるきっかけにもなります。

2‐2.リビング学習の注意点

小学校低学年の勉強場所はおよそ8割がリビングと言いましたが、リビング学習は良い点ばかりではありません。

リビングにはテレビやゲーム、パソコンにスマホなど、子供たちの誘惑になる物がたくさんあります。ある程度の雑音がしたほうが人は集中しやすいとも言われていますが、テレビがつけっぱなしの状態での勉強は集中力を欠いてしまい、宿題もままなりません。

しかもリビングのダイニングテーブルは子供が学習するには高すぎたりして、良い姿勢で勉強をできる環境ではありません。こたつなどの座卓で勉強する子供もいますが、こちらも姿勢が悪くなり視力に影響することもあります。

子供が勉強しやすい姿勢をつくる椅子や机の高さは、やはり勉強机が一番合っています。子供部屋の勉強机で孤立して勉強させるのが難しい場合は、子供が小さいうちはリビングに勉強机を設置しても良いでしょう。

3.勉強に関する会話をすることで記憶に残りやすくなる

shutterstock_450428263紹介しているように、最近ではリビング学習の方が子供にとっては良いという結果が出ています。しかしそれは単に親がそばにいるための緊張感だけではなく、勉強に関する会話を積極的に親子で話せるメリットがあるからのようです。

3-1.勉強に関する話題を積極的に話そう

リビングで宿題をする親子の会話。漢字の宿題で「竹がつく言葉を書く」とあれば、親子で「竹林」とか「松竹梅」など、クイズ感覚で話し合うことができます。一人勉強部屋にこもって辞書で調べる勉強法もありますが、特に子供の場合は学ぶ内容を口に出して言葉にすることにより、記憶力が高まります。

リビングで勉強する場合は親子でいる時間が多いので、勉強に関する話題を話せること多いでしょう。そのためリビング学習の方が勉強効率が上がると言われています。もし子供部屋で子供が一人で勉強をするのなら、食事の時間などに今勉強していることを話し合うのも効果的です。親が子供の勉強に興味を持つことにより、子供もさらに勉強をしっかりやろうという意欲が高まります。

3‐2.子供部屋とリビングが融合した間取りが人気

リビング学習が人気と言いましたが、実際のところ東大生などに聞くと、子供の頃にリビングで学習していた人の割合は多いそうです。

最近ではそうしたデータをもとに、子供部屋とリビングを一緒にしたような間取りが増えています。これはマンションを中心にできる間取りですが、イメージ的には広大なリビングにちいさな仕切りがあり、そこに勉強机や本棚が置いてある部屋です。親はキッチンからでも子供を見ることができ、子供は家族の存在を常に感じながら勉強をすることができます。

また勉強机のそばに家族で使える大きなホワイトボードを設置すれば、分からない勉強を教えたり漢字を書くのにも便利です。今から子供部屋とリビングを融合させた間取りは難しい家庭でも、リビングに大きなホワイトボードを置いて勉強に関する話題を書きあうのは良い案かもしれません。

3-3.子供部屋を作る時は、子供の意見も取り入れよう

幼児期に子供部屋をつくるときは、親の意見を優先して好きなようにレイアウトができるでしょう。しかしある程度子供が大きくなると、プライバシーを保護するような間取りも必要になってきます。

子供部屋とリビングが融合した間取りが人気のように、最近では子供部屋のドアがガラスで出来ていることもあります。親は子供の様子を見られるので安心できますが、子供にとっては大きなストレスになりかねません。またプライバシーが保たれる部屋でも、パソコンやスマホを一人で見たい放題の部屋は、自由を与えすぎている印象があります。

子供部屋は勉強をする空間だけでなく、大きくなったら大半の時間を過ごすため、間取りや何を設置するかも大切になってきます。高学年くらいになったらどのような部屋にしたいのか、子供と一緒に話し合って決めることが大切です。

4.まとめ

shutterstock_252466924勉強の面で言うと、子供部屋よりもリビングで学習したほうが子供にとってはメリットが大きいようです。

しかし子供部屋があることで自分の荷物の整理整頓を覚えることができ、一人で考え事をしたいときに過ごせる場所ができます。もちろん勉強面でも、集中して一つの事に取り組みたいときは子供部屋のほうが向いています。


しかし子供部屋の存在は、子供との信頼関係がきちんとあってこそうまく機能します。 あまり自由を与えすぎて、子供部屋に子供が一人こもってしまうのは避けたいものです。間取りを工夫したりどんなものを設置するかを考えたりして、子供と話し合いながら成長を促してくれるような子供部屋をつくることを目指しましょう。

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