子供の脳の発達に良い!箸で食べる「魚料理」

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魚料理と聞いてぱっと思い浮かぶのはどんなお料理ですか?塩焼き、煮魚、それともお寿司でしょうか?中にはツナおにぎりという人もいるかもしれません。

日本人には昔からなじみの深い魚料理ですが、残念ながら子供に人気があるメニューとは言えません。それでも、魚料理が脳の発達に良いことは世界中で知られています。魚を食べることで体が健康になるのはもちろん、集中力が増して成績アップにつながることも期待できます。さっそく今日から食卓に魚料理を並べましょう。

1.子供に魚、食べさせていますか?

戦前の日本人の食卓は、メインのおかずは魚料理が中心でした。ご飯、汁もの、漬物、そして干物などの魚を毎日食べるのが日課でした。そのため肉を食べないので欧米人に比べるとスタミナがない、体が小さいといったデメリットはありましたが、現代のような生活習慣病とは無縁の人が多かったのです

輸入などにより食材の量が豊富になった現在、肉はダメ、魚を食べなさいというのは無理があります。しかし魚を食べる回数が減っている現在、意識して魚料理を食卓に並べる必要があります。魚はこれから成長期を迎える子供にとって必要な栄養素を兼ね備えているからです。

1-1.子供には必要不可欠!魚の栄養

子供が成長するにあたり、大事な栄養素は大きく分けて五つあります。

  • たんぱく質
  • カルシウム
  • DHA(ドコサヘキサエン酸)
  • 鉄分
  • 亜鉛

これらは子供の身長や体重を増やしたり、精神を落ち着かせ集中力を高めたりする効果があります。魚にはこの栄養素のすべてが含まれていることも多く、子供に魚を食べさせることにより健やかな成長に期待ができます。特にDHA(ドコサヘキサエン酸)は青魚に多く含まれており、肉や野菜では摂取することができませんDHAは脳の発達においてとても重要な栄養素であり、記憶力や読解力の向上に効果があるとされています。

1-2.年々子供が魚を食べることが減っている

昔は日本人の主食といえば魚がメインでしたが、現在では肉がメインになっています。国民一人当たりの魚介類の消費量は2001年をピークに減り続け、2011年には肉が魚を上回りました。その原因としては

  • 欧米化により魚より肉料理が増えた
  • 肉より魚料理の方が手間が掛かり、レシピが少ない
  • 漁獲量が減り、値段が高騰している

といったことがあります。子供たちの中には給食以外で魚を食べることがないと答えている子もいます。食卓で魚が出されることがないと、子供が大人になった時も調理の仕方が分からず、魚を食べる機会が失われてしまいます。

1-3.親も魚料理が苦手な人が多い

1匹まるごとの魚を、3枚におろしたことはありますか?魚の頭やわたを取ったり、お刺身として調理できる人はどのくらいいるでしょうか。

昔は花嫁修業として魚の三枚おろしを家庭で学ぶ人が多かったようです。しかし現在では親自身が魚をさばくことができず、生の魚を触ること自体抵抗があって魚を買わない人もいます。

しかしそれが悪いこととは言えません。共働き世帯が増えている現在、魚のウロコを取ったり魚をさばいたりする家庭は少ないでしょう。忙しい現在、親たちに魚のさばき方を学ぼうと呼びかけることはできません。せめて切り身の魚を積極的に買う、缶詰やお刺身でも良いので食卓に意識して並べるといった努力が必要です

2.魚料理を食べるとこんなにメリットがある

魚を食べることは身体によい。漠然とそういったイメージを持つ人は多いかと思います。しかし魚を食べることで具体的にどんなメリットがあるのか、答えられる人は少ないでしょう。特に子供は魚を食べることで成長に大きなメリットがあるので、意識して食べさせたいものです。

2-1.何といってもDHA!脳の成長に良い

魚に含まれる代表的な栄養素、3脂肪酸の一種であるDHAは脳に必要不可欠な栄養素と言われています。DHAを摂取することは脳の記憶力、集中力を高め、アルツハイマー病予防にもなることが分かってきました

特に子供は脳の発達が著しいため、積極的にDHAを取ることが推奨されています。赤ちゃんや胎児の脳の形成にもDHAは必要不可欠であり、妊娠中や授乳中のお母さんも積極的に魚を食べた方が良いのです。ちなみにDHAを多く含む魚は青魚が中心です。アジやイワシ、サンマ、ブリなどに豊富に含まれており、なるべく養殖より天然の魚が良いとされています。

2-2.箸を使いこなすことにも

「魚の食べ方がきれいな人にときめいた」こんな話を聞いたことはありませんか?

焼き魚といった魚料理は骨や内臓があることも多く、きれいに食べるのに苦労することがあります。それなのに食べ終わった後骨だけきれいに残せる人は、よほど箸の使い方が上手と言えるでしょう。

しかし魚をきれいに食べられる人は、箸の使い方が上手というよりも、普段から魚を食べる機会が多いからとも言われています。どこに骨があるのかを知り、どうすればきれいに食べられるのか経験を積むことにより魚を上手に食べられるようになるのです。特に焼き魚を普段食べることは、箸遣いをマスターすることにもつながります。大人になった時に魚料理食べ、その後ぐちゃぐちゃになった魚が残ってしまうのはとても印象が悪いです。きれいな箸遣いをマスターするためにも、普段から魚を食べるようにしましょう。

2-3.サプリメントよりも魚から!多くの栄養をもらおう

ドラッグストアなどに行くと、魚の栄養素がつまったDHAを中心としたオメガ3系脂肪酸のサプリメントが売られています。こっちのほうが魚を料理する手間もなく、コストも安いため手軽だと感じる人もいるでしょう。

しかしサプリメントの中には「魚数十匹分の栄養素」などと書かれているものもあります。そうしたものを毎日摂取していると栄養過多となり、必要以上の栄養素に対して体が分解や排出をしなくてはならないため、肝臓や腎臓に負担を掛けてしまうケースもあります。

その点魚から直接栄養をとることは偏った1つの栄養を過剰摂取することなく、ビタミンやミネラル、鉄分などもバランスよく取ることができます。事情によりなかなか魚が食べられない時はサプリメントに頼っても良いですが、基本的には魚料理を食卓に並べ、そのものの素材から多くの栄養素を取るようにしましょう。

 

3.魚料理をもっと身近にするには

調理が面倒、子供が魚嫌い、魚料理がなかなか食卓に並ばないのには理由があると思います。しかしちょっとした工夫で魚料理が好きになり、食卓に並べる回数も増やすことができるようです。

3-1.子供と釣りや水族館に行こう

「アジやホッケは開いたまま海で泳いでいる」そうずっと思っていたという子供の話が何年か前話題になりました。でもあまり笑える話ではありません。現在の子供の中でも、そのように勘違いしている子もいる気がします。

まずは魚ってどんなものなのか、興味を持ってもらうことが大切です。ある釣り教室で魚は海に泳ぎ、それを人間が取り、さばいて食べている。つまり命を頂いているんだよということを教えたら、魚を食べ残しする子は劇的に減ったと言います。

家族で釣りをして魚を触る機会を与え、できればそれを食べることで子供は魚のありがたみや大切さも実感することができるでしょう。釣りが難しいようなら水族館に行く、もしくは一緒に生の魚を買いに行くことでも良いのです。魚の形から触れさせ、それを食べるという経験をさせることで子供の魚への考えが変わるかもしれません。

3-2.魚料理を一緒につくる

すべての食材に言えることですが、調理を一緒にするということは子供にとって最大の食育になります。

魚の調理はできれば丸ごと一匹、頭を取って内臓を取ってというところからやらせてみましょう。大人でも難しいので、イワシなどの小魚で挑戦してみると良いです。気持ちが悪いと言いつつ、魚を料理することはこれだけの手間が掛かり命を頂いているということが実感できるでしょう。

さばくのが大変なら切り身を調理する、または刺身をお皿に並べるだけでも良いでしょう。自分が調理に加わることにより魚料理にも興味が持てるので、まずは食育として子供と一緒に魚料理を作ってみましょう。

まとめ

世界的に見ると、アジア圏の人の方が脳の知能指数(IQ)が高いと言われています。この理由は諸説ありますが、そのうちの一つとして「魚を箸で食べる」ことがあります。魚を多く食べることでDHAとビタミンB群を摂取して脳の発達を促し、箸を使って手先を動かすことで脳を活性化させているからです。魚を食べる文化が定着していなければ私たち日本人の知能指数は低く、いろいろな面で悪影響が出ていたかもしれません。

欧米化の食文化が流行っている現在、魚の消費量はどんどん減ってきています。魚は子供の脳の成長に欠かせない食材であり体を健康に保つことにも役立っています。値段が高い、調理の手間があるといったデメリットもあるかもしれませんが、魚の栄養素がいかに素晴らしいかを再確認し、積極的に食卓に出すようにしましょう。

 

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