ドキッとする子供の乱暴な言葉、「正しい言葉遣い」を身に付けるには?

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子供同士で会話をしているとき、「うるせえ!」だの「知らねえ!」だの非常に言葉遣いが悪いことはありませんか?中には「死ね!」という言葉を連発している子供もいて驚くこともあります。

特に男の子は周りに合わせて汚い言葉を使い、それがカッコいいと思っていることもあるようです。しかし乱暴な言葉は時に人を傷つけ、大きな誤解を生んでしまう事もあります。また親としても無意識のうちに汚い言葉遣いになっていたり、いつの間にかネガティブな言葉を子供に掛けていたりすることもあり、注意が必要です。今日は親子で日頃から気をつけたい、正しい言葉遣いについて考えていきましょう。

1.子供は汚い言葉が大好き

言葉を集団生活で話すようになると、子供は好んで汚い言葉を使います。うんち、おっぱいなどがそうです。要するに下ネタの言葉が好きなのですが、これは言う事で「注目してもらえる」「構ってもらえる」といった無意識が働いているとも言われています。あまりにもしつこく下ネタの言葉を連発する子には、いっそのこと無視して放っておくのもアリです。周りから注目してもらえないことで、汚い言葉を控えられることもあるでしょう。

1-1.外国の子供が一番最初に覚える日本語は「バカ」!?

ただ汚い言葉でも、人を傷つけるような言葉には問題があります。

外国籍の子供が増えている現在、初めて覚えた日本語が「バカ」ということも多いのです。これは日本人の子供が言い合っていることを覚えたケースもありますが、日本語が話せない外国の子に対して「バカ」と言われて覚えるケースもあります。

初めて覚える日本語が人を罵倒する言葉なんて悲しいものです。しかしバカという言葉は子供に限らず大人も多用している人も多いのではないでしょうか。大人も子供も日頃から正しく美しい言葉遣いをするよう意識しなくてはなりません。

1-2.正しい言葉遣いができないのはアニメやゲームのせい?

汚い言葉を使う要因として、昔からアニメや漫画のせいだという声が強くあります。確かに数十年前の漫画は「北斗の拳」とか「キン肉マン」など、肉弾戦の漫画やアニメが流行りました。その結果「死ね」という言葉が子供たちの中で横行したと言います。

しかし今テレビで見るアニメはだいぶ言葉遣いにも規制が掛かり、死ねといったストレートな表現はほとんどなくなっています。ゲームでも主人公がゲームオーバーという形で死を表現しているようにも見えますが、直接汚い言葉を言うゲームはあまりありません。

それより気になるのは大人が汚い言葉遣いをしてる点です。SNSでは「キモイ」といった言葉が溢れかえっていますし、数年前の「保育園落ちた日本死ね!!」も汚い表現です。正しい言葉遣いができないのはアニメやゲームのせいだけでなく、何より身近にいる大人の言葉遣いが問題だと言えます

2.実は恐ろしい、言葉遣いの影響力

「正しい言葉遣い」と聞くと、なんだか難しい国語の文法表現を連想する人もいるかもしれません。しかし普段の生活でも正しい言葉遣いができている人は少ないようです。またあまりにも乱暴で汚い言葉は人を傷つけたり、思いもよらないトラブルを引き起こしたりします。

2-1.人を傷つける言葉遣いは問題

うんちやおしっこなどの下ネタ言葉も不快ですが、バカやキモイといった人を傷つける言葉はさらに問題があります。

イジメの代表言葉でもある「キモイ」という言葉は、ふとした拍子に口に出してしまう大人も多いようです。排水溝に溜まった汚れを見て、思わずお母さんが「キモーい」と口に出してしまうこともあるでしょう。しかしこうした言葉は日常的に使うことにより、日頃から使っても良いのだと認識してしまうこともあります。その結果何か不快なものを見るたびに「キモイ」という言葉が出てしまうのです。

日頃から使う言葉は他人に対しても軽い気持ちで使うことになります。それは時に人を傷つけ、イジメにつながってしまうこともあります。自分も含め子供の言葉遣いが気になる時は、その場で注意を促しましょう。

2-1.SNSで使い、トラブルになることも

友人同士がじゃれ合い、1人が相手に笑いながら「あんたってウザいところあるよね」と言ったとします。この場合言われた方も笑って返せることが多いでしょう。

しかしSNSの文面で「あんたってウザいところあるよね」というのを読むと、非常に冷たく非難された印象を受けます。同じ言葉でも直接言われるのと書かれるのではかなり違う印象になってしまうのです。

普段から正しい言葉遣いをしている人は、メールなどの文体でも汚い言葉や相手を非難する言葉はあまり出てきません。しかし普段から汚く相手を罵る言葉遣いをしていると、SNS上でも同じような言葉遣いになってしまいます。それは冷たい文面であり、多くの人から避難を受けてしまうこともあるでしょう。自分のことを自由に発言し発信する時代だからこそ、日頃から正しい言葉遣いを意識しなくてはなりません

2-3.ネガティブな言葉が現実になることも

汚く乱暴な言葉遣いだけでなく、ネガティブな言葉遣いにも気をつけなくてはなりません。

ある塾の先生は、数学が苦手な子の多くは「親からあなたは数学が苦手と言われている」と言います。つまり親が「あなたは数学が苦手だもんね」と子供に言うことが原因で、自分は数学が苦手なんだと思い込んでしまうのです。

同様に「いつも手伝わないもんね」「宿題なんてやらないしね」といった言葉掛けも、そのような子供にさせる暗示をかけているのと同じです。よくグチグチと小言を子供に「言ってはいけない」というのは、そうした理由もあるからです。子供に話しかけるときはなるべくポジティブな言葉遣いをし、子供に自信を持たせるようにしましょう。

3.せめて家庭では正しい言葉遣いを心がけよう

友達どうしで遊んでいる時、学校で過ごしているとき、子供はどうしても友達に合わせて汚い言葉を使う事もあります。しかし家庭ではそれを見過ごすことなく、気づいたときに正しい言葉遣いができるよう積極的に注意していきましょう。子供が過ごす大半の時間は家庭ですから、まずは家での言葉遣いをきれいなものにしていくことがポイントです。

3-1.言葉遣いで成績に影響もある

先ほど「親がネガティブな言葉を使うと子供にもネガティブな影響がある」ということを紹介しました。

これは逆に言うと親がポジティブで正しい言葉遣いをすれば、子供にも良い影響が出ると言えます。例えば算数のテストで悪い点を取って帰ってきたとき、「算数苦手だもんねえ」と親が言ってしまうと、子供は「自分は算数苦手だから悪い点数なのは当然だ」と思い、これからも算数に対して苦手意識を持ってしまいます。

逆に「点数はいまいちだけど、頑張って勉強したのは本当に偉かったよね」と声を掛けると、子供は点数よりも努力をした過程を褒められたことが嬉しくなります。テストがあるたびにこれからも勉強しようという気になれるのです。

正しい言葉遣いは何もキレイな言葉だけではありません。親は子供が前向きになれるよう、何気ない一言でも子供のことを考えて声をかけてあげましょう。

3-2.遊びに来る子供にも正しい言葉を使おう

子供の友達が遊びに来た時、汚い言葉を連発しているのを見聞きしたことはありませんか?ひどい言葉遣いだとは思っても、直接自分の子供がいじめられているわけでもないので見て見ぬをすることもあるでしょう。

しかし自分の子と一緒に遊んでくれる友達は自分の子のように考え、言葉遣いも注意していきましょう。乱暴な言葉遣いは他人を傷つけることもあり、聞いていて周りも不愉快だよということを伝えましょう。お説教をする必要はありません。ひどい言葉を聞いたら「そんな汚い言葉使って!」と言うだけで、多くの子は「エヘヘ」と反省します。何度も繰り返し言われることで「今のは汚い言葉だったかな?」と自分自身で気づけるようにもなります。

まとめ 言葉には言霊がある

言葉には「言霊(ことだま)」という言い伝えがあるように、言ったことがそのまま現実味を帯びてしまうことがあります。オリンピック選手が「自分はできる!」と自らに言い聞かせて競技に望み、良い成績を取ることは有名です。逆に「うるせえ!」といった汚い言葉を使い続けていると、なんだかいつも周りがうるさいような気分になってしまうのです。

子供が何か言うたびに叱ってしまうと、反発して問題がこじれてしまうこともあります。しかし汚い言葉、乱暴な言葉は時に人を傷つけ、自分自身もネガティブな考え方につながってしまうことを伝えましょう。正しい言葉使いは周囲との関係も円満にし、自分自身が前向きに生きていくことにもつながります。

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