「運動嫌い」の子にしたくない!子供に運動の楽しさを教えるには?

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

子供の頃に運動が苦手で、何かと苦労をした親御さんは多いのではないでしょうか。苦手な運動のせいで友達から責められたり、集団スポーツで迷惑をかけたり。そのような経験を自分の子供にはさせたくない、子供には運動嫌いになってほしくない、そう考える親御さんもいるかと思います。

しかし体を動かすのが苦手というお父さんお母さんはたくさんいます。子供には外で遊んでほしいと思いつつ、自分自身が苦手な分野なので、子供にどう運動をさせたらよいかわからないと悩むこともあるでしょう。今日は子供が運動嫌いにならないようにするにはどうすれば良いか、具体的に考えていきましょう。

1.子供が運動嫌いになるとどうなる?

運動が嫌いなことは、結論から言うと絶対的に悪いことではありません。多くの大人が運動が嫌いでも元気に過ごしていますし、運動をしないからと言って命に関わるといった極端な事はないようにも思えます。

しかし子供のころから極端に身体を動かさないとどうなるか。そのリスクは思った以上に大きいようです。ある程度運動をする生活習慣を身につけないと、次のような悪影響が出てきます。

1-1.肥満、糖尿病などのリスクも

戦後の時代とは違い、今は飽食の時代とされフードロスの問題も取りざたされています。つまり食事によるカロリー過多で太りやすい子供が増えており、子供でも肥満や糖尿病を発祥してしまうことがあります。

しかし子供の場合身体の新陳代謝が活発であり、多くのカロリーを摂取しても運動さえしていれば太りにくいことが多いのです。飽食で多くの食べ物が溢れている現代だからこそ、定期的に身体を動かすことが大切です。子供に全く運動をする機会がないと、肥満や糖尿病を併発するリスクが高まってしまうでしょう。

1-2.基本的動作が鈍くなり、ケガをしやすくなる

我が子は運動神経がないから動作が鈍くても仕方ない、たまにこんな話を見聞きします。

しかし運動神経がないのと、普段から運動嫌いで身体を動かさないのはちょっと違います。たとえあまり運動が得意でなくても、いつも走ったりジャンプしたりする子は身体の体幹が鍛えられ、転んだりうっかり滑ったりすることが少ないのです。

しかし運動を全くしていない子は体幹が衰え、何か危険があった時もとっさに身をかわしたり、受け身を取る姿勢が出来なくなってしまいます。そのため少しの段差で転んだり、最悪の場合骨折といった大けがをするリスクが高まったりします。

1-3.うつ病になるリスクも

運動は身体に良い影響を与えますが、実は精神面にも非常に良い影響を与えることが分かっています。

デューク大学が興味深い実験を行っています。うつ病と診断された方を中心に、全く運動をしないで投薬治療をしたグループと、週に3回の軽い運動をするグループに分けました。するとでうつ病を発祥した人の割合は投薬治療だけのグループはおよそ40%でしたが、運動を取り入れたグループはたったの8%だけだったのです。このことから普段から定期的に運動をしている人は、うつ病や引きこもりといった心因性の病気になるリスクを減らすことが分かっています

つまり運動を全くしないと、糖尿病やうつ病と言った病気になりやすいのです。そのためにも定期的に身体を動かすことが大切ですが、まずは子供が楽しく身体を動かせるよう、身体を思い切り動かす遊びを取り入れてみましょう。

参照 一般社団法人 日本生活習慣病予防協会

2.日常生活で運動嫌いを予防しよう

子供に「運動をしろ」とか「体を動かせ」と口で言うのは簡単です。しかし言われ続けるだけでは子供はますます運動嫌いになってしまうでしょう。

例えば嫌いな食べ物を食べさせるためには、他の素材に混ぜ込んだり、食べやすいように調理したりするといった工夫が必要です。運動も形式にこだわった競争や体力をつける動作だけでなく、ボール遊びや鬼ごっこなどの遊びを取り入れて、知らない間に楽しくて勝手に身体を動かせるような環境を作ってあげましょう。

2-1.まずは遊びで運動をしよう

普段あなたはお子さんとどのくらい外で遊んでいますか?運動の基本動作は「走る」、「投げる」、「飛ぶ」といった動きがあります。でもこれってわざわざ体育の授業を受けるのではなく、普段の「遊び」でできる動作ですよね。

公園に行くまで一緒に走る、ボール投げをして遊ぶ、縄跳びで飛ぶことも十分な運動です。外で遊べない時は壁にジャンプしてタッチできるようなものをぶら下げたり、逆立ちの練習を取り入れたりしても良いでしょう。子供が笑いながら身体を動かせる環境づくりが一番大切です。子供を運動嫌いにさせないためにも、まずは親子で楽しく遊ぶ時間を取り入れてみましょう。

2-2.習い事の強制は逆効果も

運動をさせる効果的な方法として、スポーツに関わる習い事があります。最近ではプールやサッカーを始め、チアダンスや体育教室など実にさまざまな習い事があります。

しかしよくあるのが「嫌がっているのに無理やりプールに入会した」、「やる気がないのに友達が入ったのでうちの子もサッカー教室に入れてみた」、といった話です。これらはうまく行けば習っている途中でそのスポーツが好きになることもあります。しかし多くの場合、その習い事の時間になると嫌がったり落ち込んだりする子が多いのです。

これは叱って運動を強制させたり、嫌がっているのに無理やり身体を動かせたりするのと同じです。スポーツの習い事はメリットも多いので、どうせ習わせるなら「本人がやりたがっている、少しでも興味がある」といった習い事を選びましょう。最初から好んで入会した習い事なら伸びしろも高く、大人になってからも身体を動かす趣味につながることがあります。

2-3.「歩く」という基本動作も大事

あまり知られていませんが、「歩く」という動作も立派な運動です。あまりにも当たり前の動きに運動と認識していない人が多いのですが、子供に定期的に歩くことを習慣づけると基礎体力がつき、風邪を引きにくくなるといったメリットもあります。

小回りの利く車、電動自転車が多く売れている現在、大人も含め歩かない人が増えてきました。ちょっとした距離なら自転車や車で移動する人が増えてしまい、その結果子供も歩かないことにつながっています。

「歩育」という言葉があるのですが、子供はその年齢と同じ距離を歩けると言われています。つまり3歳児なら一日3キロ、5歳児なら5キロ、10歳なら一日10キロは歩けるということです。ここまで普段歩くことは少ないでしょうが、子供が疲れている、かわいそうだからといってすぐに乗り物に乗せる習慣は見直した方が良いでしょう。普段から歩くことを生活に取り入れると、代謝が良くなって太りにくくなったり、食欲が増えて質の良い睡眠を取れたり、年齢を問わず身体に良い影響を受けることができます。

3.親子で運動嫌いを克服しよう

親が虫を苦手だと、自然と子供も虫を苦手になることが多いようです。

子供は何かにつけて親の影響を受けやすく、親が「お母さんは運動が苦手だから」と言ってしまうと、「自分もお母さんに似ているから運動は苦手なんだな」と思い込んでしまいます。子供を運動嫌いにさせないためには、まず親である自分が運動を好きになることが大切です。

3-1.親が運動嫌いの場合、子供にも遺伝する?

運動が嫌いな親の多くは、昔から運動が苦手ということがあるようです。「自分が運動音痴だから、子供も運動嫌いなのは仕方ない」そう考えてしまう人もいます。

しかし体格や骨格が子供に遺伝することはあっても、運動能力そのものが遺伝するといったことは少ないです。例えば体形的にバレーボールをするには不利といったことはありますが、運動能力は本人の努力次第でいくらでも伸ばすことができるのです。

運動音痴が遺伝するというのは、運動が苦手な親が積極的に運動をしないので、その生活習慣が子供に悪影響を及ぼしていると言えます。運動が苦手なのは遺伝のせいだと決めつけるのではなく、ここは親子で運動に向き合い日々身体を動かすことが大切です。

3-2.スポーツ鑑賞だけでも効果あり

運動が苦手な親が、いきなり子供とサッカーや野球をするというのは難しいこともあるでしょう。

いきなりスポーツを実践するのではなく、スポーツ鑑賞をする方法もあります。テレビで盛り上がるのも良いですが、できれば直接スタジアムなどで鑑賞するのがおすすめです。実際に生で見るスポーツ選手の動きに驚きや感動を覚え、そのスポーツに興味を持つきっかけになることもあります。

ただ野球を頻繁に見せて、本人が望んでいないのに無理やり野球をやらせるのは間違っています。スポーツ鑑賞に行くことで積極的に外にいくことになり、多くのスポーツがあることを知るきっかけになるだけでも良いのです。

まとめ

運動は心身の成長を助け、将来病気になるリスクも減らしてくれます。子供であれ大人であれ、なるべく運動嫌いにならないことが大切です。

しかし運動を嫌いにならないよう、無理やり本人が望んでいないスポーツをやらせたり、強制的に身体を動かしたりするのは逆効果になることもあります。

一番良いのは親子で楽しく身体を動かすことです。そのためには普段から一緒に歩いたり、ボール遊びをしたり、まずはできることから始めてみましょう。

武学塾では新年度の生徒を募集中です

お子様には成長のための時間を、
お母様にはご自分のための時間を。

家族が二度幸せになれるアフタースクール、武学塾。

平日の毎日、学校下校から夜まで学童保育でお預かりの時間中に国語・算数・体操・カラテ・英語を教える教室です。
それぞれ一流の講師がついてお子様の教育をいたします。
いままで保護者様が習い事の送迎に費やしていた時間をもっと有意義にお使いください。


今すぐ無料体験/説明会に申し込む

PAGE TOP