真似して何が悪い!?成長の近道は「出来る人を真似」する事

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「人の真似をするな!」そんなことを見聞きしたことはありませんか?「真似をする」というのは社会的にややネガティブなイメージもあり、特に子供に対しては「自分で考えなさい」と言って自立を求めたり、オリジナリティを要求したりすることもあります。

確かに何もかも他人の真似をし、自分は何も考えないで行動してしまう。そういった行為は自分のためになりません。しかし自分が何かに迷った時に、「信頼できる人の真似をする」という行動は時に重要になります。子供が成長するためにも誰かを真似することは大切であり、真似される大人は子供に見られていることを常に意識しなくてはなりません。今日は「真似することの大切さ」を改めて考えてみましょう。

1. 人はそもそも真似をして生きてきた

赤ちゃんが生まれてから成長するにあたり、周りの大人の行動なしで育つのは不可能です。子供たちが当たり前のように行っている歯磨きや着替え、食事や排せつだって、子供が大人を真似した結果できるようになっています。

大人になっても社会人1年目では先輩の仕事を見よう見真似で覚え、だんだん自分のオリジナリティを出していった人がほとんどでしょう。つまり人は真似をしないでは生きていけないのです。ただ「真似をする相手」がどんな人かによって、影響は変わってきます。極端に言えば優しい人の真似をすれば自然と行動が優しくなりますし、怖い人の真似をすれば自分も怖い印象になることが多いでしょう。自分はどのような人になりたいのか、それを理想とする人の真似をすることが大切と言えます。

1-1.真似をするのがいけないケースもある

真似することは「パクる」とも言われ、この言葉にあまり良いイメージはありません。よく話題になるのが中国で売り出される商品が日本の既製品そっくりなことです。「著作権の侵害だ!」として怒っているのを見聞きします。それと同様に音楽の作詞や作曲、近年では東京オリンピックのエンブレムなどもパクリ疑惑として問題になりました。

そう考えると「作られた既製品を同じように作ること」という真似は、してはいけないこともあります。作文や小論文を友人が書いた内容と同じように真似る、図工の工作を自分で考えず、友人の作ったロボットを同じように真似して作るといった行為です。生き方や行動を真似するのではなく、作品を作る時に他のものを真似てしまうといった行為は注意が必要です。

1-2.守破離の精神のように真似をして成長しよう

「守破離(しゅはり)」とは、日本古来から伝わる独自の精神論です。「守」は「師と思う人の真似をすること」、「破」は「真似して得た知識を参考にし、自分自身で新たに生み出すこと」、「離」は「自分が独立し、自分自身で道を切り開いていく」という意味があります。

この言葉は「尊敬する人を真似る」ことから始まります。何かを学んだり技術を身につけたいときは、まずはそれが出来ている人の真似をする必要が大切です。子供がサッカーを習うときにコーチの行動を真似する、勉強では先生の書く字を真似する、このようにその分野における自分にとっての師匠を見出し、しっかりと真似をすることが自分の技術になることにつながります。昔から他人を真似することは、何かを学ぶにおいて最も大切なものと位置づけられているのです。

2.真似をして子供は成長する

人の真似をして何かを得ることは、特に子供の成長において欠かせないことです。子供が真似をする相手は親や先生、友達や祖父母、習い事の先生など実に多岐にわたります。子供にとって良い影響を与えてくれる人がいるかどうかで、その子の人生を左右すると言っても良いでしょう

2-1.子供から真似される大人になろう

子供が真似をする相手は兄弟や友達といった例もありますが、何といっても身近にいる大人の存在は大きいものです。例えば言葉使いのきれいな親の子供は自然と言葉使いもキレイになりますし、いつも積極的に運動をしている親の子供はきっとスポーツ好きになります。

完璧な人間というのは存在しませんが、大人であればいつも子供の手本でいるようなるべく意識したほうが良いでしょう。常にスマホばかり見ている生活を大人がしていれば子供もゲームやスマホばかりになりますし、常に子供の周りにいる大人が人の悪口を言っていると、子供が集団生活に入ったときに他人をいじめるかもしれません。特に親であるならば、子供が悪いことをしたときは叱ると同時に自分の行動も見直す必要があります。

2-2.注意したい、大人が普段やってはいけないNG行動

子供は小さなうちから特に親の行動を見て育ちます。親が自分でも気づかないうちにやってはいけない行動を取ることにより、知らずに子供に悪影響を与えていることがあります。そのいくつかを紹介しましょう。

  • 近所の人にあいさつをしない
  • 夫婦間で相手の悪口を言う
  • 面倒くさい、が口癖
  • 叱るだけでほめない

子供のコミュニケーションマナーを身につけるのに「挨拶」は欠かせません。親が普段から挨拶をしないと、当然のように子供も挨拶をしない大人に成長します。またつい愚痴のつもりでパパの悪口を子供言ってしまうお母さんも多いのですが、普段から親の悪口を聞いて育つ子供は親に対する尊敬の念がなくなり、親のいう事を聞かなくなります。また夫婦間での悪口を聞くことにより、将来結婚に対する希望も減ってしまうでしょう。

「面倒だなあ」という言葉使いも要注意です。つい家事や仕事で口に出してしまうこともありますが、口癖になると子供も何かにつけて「面倒くさい」と言うようになります。そして「叱る」だけで「ほめることを忘れる」日常を送ると、子供の自尊心は低くなり、他人に対する思いやりが持てなくなる危険性もあります。

3.スポーツや勉強、何でもできる人の真似をしよう

子供は日常生活の動作や基本的な生き方といったことは親から学ぶことが多いのですが、自分の得意とする分野を伸ばすにはそれを得意とするプロから教わった方が伸びることが多いです。勉強を学校の先生や塾の先生から教わり、解き方を真似することで学力をあげることもできますし、スポーツの習い事ならコーチの動きを真似して自分のものとする方法もあります。

例えば野球選手のイチローの打法を真似して、自分もバッターボックスに立つとします。彼の打法は彼自身が生み出した独特なものなので、真似をするだけではうまく打てないこともあるでしょう。

しかし自分に合いそうな技術だけをすくい取り、それを真似して打法に生かすことはできます。グリップの持ち方を参考にしてみる、足をあげるタイミングだけを真似してみる、そのように細かな動きを研究して自分に合った物だけを真似することにより、徐々に自分なりの打法が見つかるかもしれません。

「この人は上手いな」と感じることがあれば、その人を参考にしてどんどん真似をすることが大切です。どんな習い事であれ勉強であれ、人を観察して自分の技術として取り入れることが大切なのです。子供が習い事などを始めたときは、まずは上手い人の動きをしっかりと観察するよう助言し、積極的に真似させるようにアドバイスしましょう。

まとめ 自分にとって良いことはどんどん真似をしよう

「真似をする」ということはややネガティブなイメージもありますが、世の中は真似をすることで溢れています。芸能人がアップするSNSでも、それを参考に人気がある人のファッションや容姿を真似する人はたくさんいます。

子供にとって真似をする行為というのは成長に欠かせません。理想としては子供が自分で考え、オリジナリティのあるものを生み出すことですが、そこに至るまでにはとても時間が掛かります。自己流を見出すには子供がお手本にしたいような人を見つけ、その人の動きをどんどん真似することが大切です。動きのすべて100%を真似する必要はなく、ほんの一部でも自分が参考になると感じたらどんどん真似をさせることが大切です。そうすることで自分に合った方法というのが徐々に見え、結果的に多くの技術を自分のものにすることができるでしょう。

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