通知表で見てほしい!成績評価よりも「コメント欄」

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学校の区切りである学期が終わると、子供たちは通知表を持ち帰ってきます。通知表を見た親としては成績を重視し、悪いか良いかをまず判断するでしょう。

しかし通知表でまずしっかりと見てほしいのが先生からの「コメント」です。コメントには普段親が知らない学校での子供の様子が書かれていることが多いです。家では叱ってばかりの子供でも、学校ではしっかりやっていたり、またはその逆もあったりします。通知表のコメント欄には何が書かれていてどんなことを注意すべきか、今日はそのことを中心に通知表について詳しく見て行きましょう。

1.通知表で判断できること

通知表と言えば学校の成績が一目で分かるものです。多くの小学校では低学年で「よくできる・できる・もう少し」といった3段階に分かれており、高学年になると5段階の数字表示になることもあるようです。親としては一目で子供の勉強の出来具合が分かるので、良い内容だと安心できるし、逆に悪い内容だと心配になってしまうこともあります。

1‐1.絶対評価の通知表、そのメリット、デメリット

昔は相対評価と言われていた通知表ですが、現在は絶対評価に変わっています。この違いは何なのかまず見ていきましょう。

まず相対評価はクラスの2割くらいに「よくできる」評価をし、およそ6割に「できる」、のこり2割に「もう少し」をつけるといったものでした。予めどの程度の割合で成績をつけるか決まっていたのです。

それに対し「絶対評価」は、クラス全員の成績がよければクラス全員に良い成績をつけることができます。評価の割合を決めず、先生が判断して成績をつけることができるのです。これは努力をすれば頑張りが認められ、良い成績が取れるメリットがあります。

しかし常に100点の子も、いつもは50点だが努力して70点の子も、努力が認められ二人とも「よくできる」評価をもらえることもあります。つまり評価の中でも差があり、絶対評価によって通知表で本当の成績を見極めることが難しくなりました。

1‐2.通知表の内容ですべてを判断しない

そんなわけで現在の通知表は、100点の子も70点の子も、先生の判断で同じような成績がもらえるようになっています。そのためテストの内容はイマイチでも、通知表はすべて良いということもあるでしょう。それに喜び「この子は頭が良いから中学受験をさせよう!」などと判断する親も少なくありません。しかし実際塾の模擬テストを受けたら偏差値はたった30しかなかったなんていうケースもあります。

通知表の内容を見ただけで、子供の勉強の良し悪しを判断するのはやめましょう。たとえとても内容の悪い通知表でも、テストは点数が良いのに授業態度に問題があるといった場合もあります。通知表はあくまで学校の生活態度や勉強の習熟度を示すものであり、成績がどうだからと言って将来に直接影響があるわけではありません。

1-3.学年が上がるにつれ、評価は複雑になる

最初は3段階だった通知表も、学年が上がるにつれ評価が複雑になってきます。特に中学生になると「B+評価」といった内容になることもあり、一見すると判断しにくくなります。

中学生以上になると、単に期末テストの評価だけで決めるのではなく、普段の小テストや授業態度、提出物の総合判断で評価されますこれは小学校のときにいかに忘れ物をしないか、コツコツ勉強できるかなどの生活態度が重要になってきます。いまはまだ小学生で成績が良いとしても、普段の生活態度に問題はないか、将来のために見直してみることも大切です。

2.コメント欄に注目しよう

では通知表は一体何のためにあるのでしょうか?一つは学校の勉強に対する習熟度を示すものですが、もう一つは「子供のやる気を引き出すため」のものです。一学期はこうだったから二学期からはここを頑張ってほしい、また得意な科目ができたら今度は違う教科でも挑戦してほしいなど、通知表は子供への応援メッセージでもあります。先生のそんな温かみのある励ましが載っているのがコメント欄です。

2‐1.悪いことはあまり書かない?

コメント欄はその学期に子供が活躍をしたことを書かれることが多いです。「運動会では準備係になり、率先して用具を運び下級生のお手本にもなりました」といった内容です。

学校でのトラブルや、注意されたことはあまり書かれることがないでしょう。友達のトラブルが多かったとしても「人間関係においてトラブルを自己解決できるよう頑張っていました」など、良い視点で書かれることが多いです。しかし「忘れ物」や「遅刻」といった生活習慣に関してはコメントを書く先生も多く、ここで注意されていることは生活習慣に問題があることも多いので、次の学期からは努力しなくてはなりません

2‐2.コメントを参照に、子供をほめよう

親としては通知表の良し悪しで子供をほめることが多いですが、コメント欄を見て具体的に頑張ったことをあげてほめてあげると良いでしょう。「係で活躍してたんだね、知らなかったよ」「学芸会では大道具の準備も頑張っていたんだね」など。子供も成績のことだけに注目されるのではなく、学校生活で努力したことをほめられるのはとても嬉しいものです

また家では全く手伝いをしない、ゲームばかりと怒ってばかりのお母さんも、通知表のコメント欄を見て多少安心できることもあるでしょう。家で叱られてばかりいる子は学校で頑張っているケースが多いので、学校での活躍を知ったあと積極的にほめてあげましょう

2‐3.家庭からのコメントはどう書く?

通知表をもらったあとは、家庭からコメントを書くのが一般的です。家庭のコメントは何を書くべきか特に決まりはありません。多い事例は「お世話になった先生への感謝、今後の目標」、「夏休みなどの長期休暇の内容」を書く人が多いです。

家庭からのコメントは子供も学校で読むことが多く、あまり子供を叱るような内容はおすすめできません。家庭で努力したこと、手伝ったことなどをほめるコメントを書いてあげましょう。先生がいくら前向きなコメントを書いても家庭での返事がネガティブでは、子供もいろいろな意味でやる気を失ってしまいます。

3.通知表を見て親ができること

通知表は成績を見るだけでなく、学校生活で子供がどのように過ごしているか分かる判断材料にもなります。またこれからの学校生活を送るにあたり、親はどんなことを注意していけば良いのか知ることもできるでしょう。コメント欄を中心に、通知表を見て親できることを考えていきましょう。

3‐1.まずは注意されたことを改善する

コメント欄に子供への改善してほしい点が書かれてあったら、まずは真摯に受け止めましょう。通知表に書かれている問題点は、周りの子と比べると問題があることや、このままの状態で学年が上がるのは良くないことを示されています。

忘れ物、遅刻、協調性、授業態度など、子供によって短所はさまざまです。完璧に直すことは難しくても、まずは指摘されたことを少しでも改善できるよう家庭でも話し合ってみましょう。

3‐2.成績が悪いからといってあせらない

絶対評価になった現在、昔に比べると成績の評価が悪いことは少ないようです。そのため「もう少し」の評価がついていると、親としては成績が悪いとあせってしまうこともあるでしょう。

評価が悪いのはその教科が苦手だと決まったわけではありません。テストは良い点数を取っているのに、あまりにも提出物を忘れるため評価が悪いケースもあります。その場合学習塾などに行って学力をつけても、忘れ物が減らない限り評価を上げることはできないでしょう。

成績が悪い=学力が足りない、塾に行かなくてはならないといった判断はやや極端です。まずはなぜその教科の成績が悪いのか、子供の普段の様子から探ってみましょう。

まとめ こどもにやる気を起こさせる通知表

通知表は勉強の習熟度を示すだけでなく、「子供のやる気を出すため」という目的があります。大人も社会に出ると給与という形で頑張りが分かるように、子供たちは勉強の評価や先生のコメントによって学期ごとの頑張りが分かるようになっています。

注意したいのは成績の数字だけに踊らされず、子供の普段の生活に注目をすることです。学校は勉強をするだけではなく、仲間と協力をしたり、責任感を持って何かに取り組んだりと実にさまざまなことを学べる場所です。それらの評価が分かるのが先生からのコメント欄であり、親としても子供を大いに評価できる大切な箇所と言えるでしょう。

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