保育園以外の預け先、「ファミリーサポート」を利用しよう

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近年、働く親への手助けとして注目されているのが「ファミリーサポート」です。これは急な用事や自分の仕事の都合で子供を見ることができなくなったとき、少しの時間子供を主に一般家庭で預かってもらったり、子供の送り迎えなどを委託できたりというシステムです。

通常の託児所や保育園と違い、小学生になっても利用することができ、値段も良心的なケースが多く利用者は年々増えています。今日はそんなファミリーサポートについての概要、メリットやデメリットについてお話ししていきます。

1.そもそもファミリーサポートとは

ファミリー・サポート・センター事業は、乳幼児や小学生等の児童を有する子育て中の労働者や主婦等を会員として、児童の預かりの援助を受けることを希望する者と当該援助を行うことを希望する者との相互援助活動に関する連絡、調整を行うものです。

厚生労働省HPより子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)について
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/ikuji-kaigo01/

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簡単に言うと例えば子供がいる家庭で急な用事が入り、子供の預け先がないときに親に代わって協力会員が子供を預かってくれるサービスです。同じ市区町村に住む人たちが、協力しあって子育てをしていこうと始まった支援事業ですね。

これは多くの場合ファミリーサポートに登録をしておけば、そこの市区町村に在住の子供を持つ方ならどなたでも利用できるサービスです。

1-1.どのような利用方法があるのか

ファミリーサポートを利用するケースはさまざまありますが、多く見られるのが次のような理由です。

  • 仕事が遅く、保育園へのお迎えが間に合わない。代わりにお迎えをしてもらう。
  • 子供の塾や習い事の送迎をお願いする
  • 兄弟の病院や用事の間、預かってもらう
  • 冠婚葬祭など、小さな子供を連れていくのが難しいときに預かってもらう

このようにファミリーサポートの利用はどのような理由でも大丈夫です。子育てに疲れ、ちょっと息抜きをしたいから預かってほしいといった場合でも大いに利用できます。

1-2.気になるお値段は!?

ファミリーサポートの利用料金は、基本的に1時間単位になります。値段はその市区町村によりますが、都市部ではおおむね1時間800円程度でしょう。なので子供の託児を2時間お願いした場合は1600円と考えれば良いです。

しかし塾などの送迎の場合、送りに20分かかり、2時間後再びお迎えに20分かけてお願いするケースもあります。こうした場合は前半の送り料金として1時間単位の半額400円がかかり、帰りの送迎代も半額の400円が徴収されるケースが多いです。料金は利用する市区町村により違いがあるので、利用するサービス内容も含め確認しましょう。

また都市部を中心に、急な発熱のときにも預かってくれる病児サポートを行っているファミリーサポートもあります。こちらは通常の預かり代金より若干高めになることが多く、新宿区を例にみると1時間1000円の料金になっています。

1-3.ファミリーサポートのメリット

ファミリーサポートを利用する方の多くが、近隣に祖父母や頼れる親戚などがいないケースです。そのため転勤が多い家族や、頼れる身内がいない子育て世代にとっては特に強い味方です。同じ自治区に住んでいるので子供を預かってもらうにもお互い負担にならず、会員同士が知り合うことで近隣に頼れる人ができることにもなります。

また民間のベビーシッターを利用すると、その1時間の料金相場はおよそ1500円~2000円です。ファミサポはその半額の800円程度で利用することができるので、コスト面でもメリットが高いでしょう。

そして会員数が多い自治区では、急なお願いにも対応してくれることがあります。残業が入り、急きょ子供の保育園のお迎えをお願いしたい、下の子が急に発熱したので上の子を預かってもらい病院へ行きたいなど。安い料金で利用でき、身近に頼れる人を作れるのがファミリーサポートの最大のメリットです。

1-4.一方でこんなデメリットも

ファミリーサポートで子供を預かる立場の会員に、厳しい審査などは基本的にありません。民間のベビーシッターの場合は保育士や看護師免許を持っている人が対応に当たりますが、ファミサポの場合、協力してもらえるのであれば特別な免許は必要ありません。(ある程度研修を受ける必要はあります)

そのため子育て経験がなく小さな子供の扱いに慣れていない、また年配であまり子供の面倒を見る体力がないといった方に自分の子供の託児をお願いすることもあります。そう考えるとやや不安もあるでしょう。

また預かってもらう場所は会員の自宅が多く、閉鎖された空間で子供は過ごすことになります。少ない事例ですが骨折や火傷など事故が起きているケースもあり、利用する前にはそのような事故対応に関して市区町村がどう対策をしているのか確認することも大切です。

2.気になるファミリーサポート、実際に利用してみよう

shutterstock_452578861デメリットを考えるとやや不安になることもありますが、ファミリーサポートを利用している多くの親が「利用して良かった」と答えています。(一般財団法人 女性労働協会より)

これは「遠くの親戚より近くの他人」ということわざの通り、子育てでこまったときにすぐに協力してくれるファミリーサポートの支援体制が好評だからです。保育園のように資格を持ったプロが子供に対応するケースは少ないですが、地域の人たちが温かく子供を見守ってくれるサポートは利用してみると好評であり、とても便利なことが多いようです。

2-1.利用するには、まずは登録から始めよう

ほとんどのファミリサポートの場合、利用するにあたってはまずは会員登録をすることから始めます。流れの一例としては次のようになります。

住んでいる市区町村に、利用会員としてファミサポの登録を申請する

登録が認められたら、会員証と同時に子供を預かってくれる協力会員の連絡先も知ることができる

協力会員へ直接連絡し、利用前の面談の日程を決める

利用会員と協力会員が会う。多くの場合協力会員宅へ子連れで伺い、利用できるかどうか話し合う

無事にマッチングできたらファミリーサポートセンターへ結果を報告し、利用ができるようになる

活動後は、料金を協力会員へ直接手渡しで支払うことが多い

あくまで一例ですが、流れとしてはこのようになります。また利用会員として登録するだけでなく、協力会員としての登録も可能です。その際はファミリーサポートセンターへ直接出向き、サービスの内容や注意点などを聞く研修を受けることが多いでしょう。

2-2.ファミリーサポートを活用すれば、保育園に入れなくても働ける!?

多くのファミリーセンターにおいて、利用時間というのは幅広く対応しています。住んでいる自治区にもよりますが、都市部では午前6時から午後10時まで子育てのサポートに対応しているファミサポも多いでしょう。

こうした時間帯に柔軟に子供を預けることができれば、子供が認可保育園に入ることができなくても親は働くこともできます。例えば子供を幼稚園に入れて、お迎えはファミサポを利用する。そのまま2時間ほど預かってもらい、会員宅に5時頃お迎えに行けば親は7,8時間は働くこともできます

しかし1時間単位で料金が発生するので、安いとは言え毎日の利用は厳しいかもしれません。そのため必要な時だけ利用するのが便利です。ただ働く親にとってはいざというときに子供の事を頼める、心強い存在となるでしょう。

2-3.利用するだけでなく、協力する側になるのもおススメ

ファミリーサポートを利用した人の多くが、自分の子育てや仕事が落ち着いたときには協力会員となって再びファミサポに登録している、という話があります。また自分が利用しつつ、協力会員となって他人の子供を預かることをしている人も少なくありません。

これは自分の子供を見てもらって助かった経験があるから、今度はサポートする側となって協力したいと考える人が多いからです。また乳幼児がいるにも関わらず協力会員をしている家庭も多く、こちらは自分の子供と他の子を遊ばせながら預かることができ、ちょっとしたお小遣い稼ぎもできるメリットがあります。

フルタイムで働く親にとってはサポート側に回るのはなかなか厳しいかもしれません。しかし自分の時間に余裕ができたときは、社会で子供を育てることに協力してみるのも良いでしょう。

まとめ

shutterstock_470130089ファミリーサポートはほぼ全国の自治体において活動しており、同じ市区町村に住む人たちが協力して子育てをサポートしてくれるサービスです。

小さなお子さんがいる親が働きに出ると、面接で多く聞かれるのが「お子さんが何かあったときにはどうされますか?」という質問です。これは身近に預かってもらえる親戚がいるかどうかを遠回しに確認しているようにも見えます。

ファミリーサポートは、頼れる親戚が近くにいないため働けない、といった人にも心強い存在です。もう少し支援内容を可視化したほうが良いといった問題もありますが、利用することで子供を持つ親が働きやすくなったり子育てのサポートになったりするのは確かでしょう。

今後はさらにファミリーサポートを利用する人も協力する人も増え、子育ては社会で行うという考えが広まってくれることに期待したいものです。

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