自営業だけど、子供を保育園に通わせたい!

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自営業や個人事業主として働くと、一般企業に勤めるよりも「認可保育園に入りにくい」と言われています。ただですら認可保育園には入りにくいと言われている時代、勤務実態の証明や青色事業専従者としての申請をしないといけないこともあり、自営業で働く親たちは保育園選びを半ばあきらめてしまう人も多いようです。

しかし自営業だって保育園を利用しないと難しい仕事であり、いくら職場が家だとしても子供の預け先がないと仕事に支障が出てしまいます。

きちんと手順を踏んで申請すれば認可保育園に入れることもあり、面倒だからと言って情報収集をやめたり手続きの申告を怠ったりしてはいけません。今日は自営業や個人事業主として働く親のための保育園入園についてご紹介します。

1.自営業はそもそも子供を保育園に入れにくいのか

shutterstock_368550707結論から言うと、自営業だからと言って保育園に入れにくい、点数が低いということはありません。自営業の種類は様々ありますが、イメージ的に思いつくのが「飲食店」や「美容院」といったお店でしょう。特に店舗を借りずに自宅の敷地を使って自営業を行う場合、出勤する必要もなく子育てをしながら働けるといったメリットがあります。そのため自営業に保育園は必要ない、というイメージもあるようです。

しかしこうした働き方ができる人は少なく、自営業なのに勤務地に出向いたり、土日返上で働いたりしなくてはいけないケースもあります。それなのに保育園い入園させるには信用できる「勤務証明書」などが必要であり、保育園を入園させるにあたりやや支障になっている場合もあります。

1-1.自営業や個人事業主だから子供を見ながら仕事できる!?

自営業と言う仕事は、家で仕事をしているので外に働きに行っている人よりも子供と関わりが持てる、といったイメージもあります。「店で赤ちゃんをあやしながら働けば?」とか「幼稚園でも十分に働けるのでは?」ということを言われる自営業の方もいるようです。

しかし自営業=みんな自宅で働いているという訳ではなく、実際は契約先の会社で勤務したり、営業を兼ねて客先周りをしなければならないこともあります。家で働くにしろ、泣いたり駆けまわったりして騒ぐ子供の相手をしながら仕事をするのは厳しいですよね。利益によっては休日を返上して働く自営業の方も多く、一般の会社に勤めている人と同様、自営業だって保育園を利用しないと働けない方が多いのです。

1-2.広がる「フリーランス」という働き方

最近「フリーランス」と言う言葉をよく見聞きすることはありませんか?これは仕事ごとに会社と契約を結んで働く雇用形態であり、長期間の契約を結んだあとは発注書を受け取って業務をすることです。具体的にはウェブデザイナー、ライター、プログラマーといった仕事があり、法人を設立している以外は個人事業主とも言います。

多くの場合パソコンとネット環境があれば家でできる仕事なので、最近では乳幼児を抱える家庭でも手軽に続けられる仕事として人気があります。副業や育児の合間にバイト感覚で行うこともできますが、しっかりと働くには家で8時間以上パソコンと向き合う人も多く、こうした場合子供を保育園に預けて働く必要があるでしょう。フリーランスの勤務実態を証明するには多くの場合「開業届」が必要です。後ほど説明します。

1-3.自営業は審査が厳しい!?

自営業やフリーランスの仕事は、会社勤めとは違い「第三者」が存在しないことが多いでしょう。そのため勤務時間や勤務実態を証明することが難しく、保育園に入れるときにも判断が厳しくなることは否めません。

特に親族などが経営している自営業の場合、たいして働いていないのに就労証明書や給与明細を細工して子供を保育園に入れるといった悪質なケースもあり、自治体としても自営業で働く人に対し厳しい目で見ることもあります。そのため待機児童が多い自治区では、収入における審査基準が厳しかったり、勤務実態が書かれている手帳などを見せるように要望することもあるようです。また自営業なのになぜ保育園が必要なのか、担当面接官によってはいろいろと質問されることもあるようです。自分は働きたいという意思を伝え、保育園がないと仕事にどう影響が出るのかしっかりと伝えることも大切です。

2.自営業でも申請所を出し、認可保育園に子供を入れよう

shutterstock_185989766こう見ると、自営業での認可保育園はなかなか厳しいのでは、と思われるかもしれません。しかし自治体によって違いはあるものの、保育園に入れるかどうかを決めるのは通常は「ポイント制」です。フルタイムやシングルマザーなどは加点されることがありますが、「自営業だから減点」ということはないのです。自営業でもしっかりと必要書類を用意し、認可保育園に入れるよう準備しましょう。

2-1.「勤務証明書」や「就労状況申告書」」などの手続きがポイント

自営業の人が子供を保育園に入れたい場合、「勤務証明書」が必要です。これは会社員の人も同様ですが、会社員の場合は経営者などから勤務証明書を書いてもらうことができます。しかし自営業の場合、自分で用意することが必要です。

自分で勤務証明を用意することになるのは自作自演にもなってしまうため、その書類を裏付ける確定申告書を用意しましょう。また給与明細や源泉徴収票も自分で用意しなくてはなりません。夫婦で自営業を行っている場合夫の確定申告書だけを提出するだけで大丈夫なケースもあります。

また「就労状況申告書」も重要です。これは、朝起きてから夜寝るまでのスケジュールを書き込むものであり、仕事の時間はもちろん、家事や育児などの時間も記入します。こうした細かな提出物により、自営業でも子供を認可保育園に入れる手続きができます。

2-2.フリーランスは「開業届」が必要

先ほど述べたフリーランスの仕事の場合も同様の手続きが必要です。市町村により入園の選考基準としてのポイントが決まっていますが、自宅で働いている場合でも日中7時間以上の就労が平均の場合、フルタイム勤務として見なされることが多いようです。

しかしこの時間を自己申告するだけでは信用を得られず、勤務実態を保証する書類の提出が必要です。そのために必要なのが、自ら開業をしていると証明する「開業届」です。これは税務署に申告をすれば、多くの場合簡単に入手することができます。

この開業届と、登記簿謄本などのコピーを提出することで、フリーランスでもフルタイム同様に働いているという証明になります。自分が住んでいる自治体により、フリーランスの場合の必要な書類や選考基準と言うのは変わってきます。一般の会社員よりも手間がかかることは多いのですが、子供を保育園に入れるためにはしっかりと下調べをしておく必要があります。

参考情報 自営業だと保育園に入れないって本当? (浅野千晴 税理士)

2-3.働き方によっては認可保育園にこだわらず、無認可という選択も

夫が自営業であってそれを手伝う場合も、自分が個人事業主となってフリーランスとして働く場合も、子供がまだ0歳であっても正社員並みに働きたい人は多いと思います。

しかし通常の勤務と違い、こうした立場の場合少しの書類不備などが原因で認可保育園を落ちてしまうこともあります。特にフリーランスの場合は勤務証明書に疑問を持たれてしまうこともあるでしょう。

可能であるならば子供が乳幼児期のときは無認可の保育園などを利用し、短時間に集中して働くこともおススメです。保育料が高いことがネックの無認可保育園ですが、短時間の利用では保育料を抑えることもできます。ごくわずかな時間しか働くことができなくても、やがて子供が大きくなり時間が取れるようになれば、それまでやってきた経験が大きな財産につながることもあるでしょう。

また自営業の場合、働き方によっては育児に時間を置きながら仕事を続けることも可能です。会社に勤めている人に比べると理想のワークライフバランスを置くことができ、収入は少ないかもしれませんが子供を育てながら働くことができるという大きなメリットがあります。

まとめ

shutterstock_364819049自営業の人も会社勤めの人も、結論で言えば認可保育園に入れる確率というのは同じです。

ただ自営業やフリーランスの場合、就労届や開業届といった準備があり、自分がいかに保育園が必要なのかを相手にアピールする必要があります。そういった点においては認可保育園には入園しにくい懸念もありますが、自営業は子供の成長を見ながら仕事を続けられるメリットもあります。どうしても認可にこだわる必要がなければ、入園しやすい保育施設を選び、働けるときに集中して働く方法もあるでしょう。

願わくば、もう少し自営業やフリーランスの仕事でも保育園に簡単に入れるシステムが欲しいものです。そうした社会が整えば、ワークライフバランスが整った働き方をする人がもっと増えることにもなり、子育てをしやすい社会にもつながるでしょう。

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