結果の出ない「習い事」は辞めるべきか、続けるべきか

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今や小学生の7割以上が何かしらの習い事をしていると言います。しかし習い事をしていても向上心がなかったり、全く練習をしなかったり。他の子はもう次のステップに進んでいるのにうちの子は…といったこともあるでしょう。

これ以上続けていても良い結果が出ないなら、いっそのこと習い事を辞めることも考えなくてはなりません。しかし習い事の辞める時期ってどのタイミングが良いのでしょうか。本人の気持ちの問題もあり、習い事をきっぱり辞めるのは結構勇気のいることです。今日は習い事の辞め時期や、その理由について考えていきましょう。

1.まずは習い事選びがポイント

習い事を始める時に、いつ辞めようかなどと考える人はいないと思います。どうせ習い事を始めるのなら、子供が好きで続けられるものを選びたいですよね。

しかし習い事を選択するのは親の意見が多く、「これをやらせておけば安心」といった親の希望で決めてしまうこともあります。確かに親が習い事を選んだ結果、子供がのちに良いスキルを身につけるといったこともあるでしょう。しかし習うのはあくまで子供であり、親ではありません。まずはその習い事が本当に子供に必要かどうか考えてみましょう。

1-1.「親が習わせたい」は失敗することが多い

子供の習い事選びは、本人の意見を尊重することが一番大切です。今人気の習い事と言えば常に「スイミング」がありますが、昔はこれほど人気ではありませんでした。近年になり、急に子供たちが「水泳をやりたい!」と言い出したのは考えにくいです。つまり水泳を習っている子供の中には、親の意思で無理やり習わされている子もいることになります。

子供に習い事を押し付けている親の多くが「自分が子供の頃泳げなくて苦労した」という経験があるようです。確かに小さなうちから泳げる子は、小学校のプールの時間苦労することはないでしょう。

しかし水泳なんて体育の授業の一環に過ぎません。たとえ泳げなくてもちゃんと生きていくことはできるのです。ならば子供が好きなものを習わせて、そのスキルをアップさせるほうが子供にとってもメリットは高いと言えます。

本人が嫌いなものを無理やり習わせても、向上心も技術も身につかない方が多いでしょう。それでも無理やりやらせたい場合は、短期でやらせたり親が一緒に付きあったり、子供の気持ちに寄り添って習うことが大切です。

1-2.子供がやりたい習い事が一番

習い事は親が無理やりやらせるのではなく、子供が好んでやりたいと感じるものを選んであげましょう。

例えば女の子だから「バレエ」や「ピアノ」といった選択ではなく、本人がサッカーをやりたいと言ったらサッカーを習わせてあげたほうが向上します。

また本人がピアノをやりたいと言ったのに、実際習わせてみたら全然練習しないといったこともあるでしょう。なかなかバイエルから抜け出せない、そんなとき親はピアノを辞めさせるべきか悩むと思います。しかし次のステップに進めなくても、子供の中では少しずつの前進を実感しているかもしれません。習い事にはなかなか次に進めない停滞期と、急に技術が伸びる進展期があります。習い事を始めて数か月で判断するのではなく、数年にわたり長い目で見ることが大切です。

2.こんなときは習い事を辞めさせるべき?

しかし子供の習い事は長く続けていると、どうしても飽きたり練習をしなくなったりするときもあります。本人のやる気も見えないし、そろそろ辞めさせたほうが良いのかも、といったこともあるでしょう。習い事は始めるのは簡単ですが、辞める時は何かと考えてしまいます。今辞めたら後で後悔するかも…、そんな悩みを抱えないよう、習い事の辞め時を考えてみましょう。

2-1.習い事を辞めるべき時

ではどんな時に習い事を辞めるべきなのか、具体的に考えてみましょう。

2-1-1.友達関係でのトラブル、ふざけがある

これは特に塾などに多いのですが、友達からいじめに合っている、トラブルがあるといった時は習い事を辞めても良いでしょう。先生に相談し、適切に指導してもらったり、集団から個別指導に変えたりと対処が可能なら相談してみましょう。

逆に授業中に友達と話してばかりで勉強に集中できない、ふざけすぎているときも同じです。月謝を払って習い事に通っているのに、友達と遊ぶ場所になっていては意味がありません。

2-1-2.明らかに向いていない、他にやりたいことができた

サッカーなどの集団スポーツよりも、スイミングなどの個人競技の方が向いている子供もいます。何年か続けたけれど、本人のやる気もなく上達もしない場合は、その競技そのものが向いていないかもしれません。特に始めたときに本人ではなく親の意見が強かった場合は注意が必要です。またサッカーよりも〇〇がしたい、といった具体的にやりたいことができた際は、希望している習い事に移行しても良いでしょう。

2-1-3.目標が達成できた

これは親が無理やり習い事をさせる時に多いのですが、例えば書道を習わせる時に本人のやる気がないとき「3級を取ったらやめて良いよ」と約束させることもあります。本人は辞めたい一心で努力し、あっという間に3級を取れることもあるでしょう。そのとき親が「こんなに早く上達するならもっと続けるべきだ」と欲張ってしまうこともあります。

しかし目標が達成でき、本人が満足していたり辞めたがっていたりするときは、約束通り習い事を辞めるべきです。その後続けさせてもイヤイヤながらやる可能性は高く、同じような上達は望めないでしょう。ちなみに目標を持たせるにはちょっと難しいような、でも努力すれば達成できるような目標がおすすめです。

2-2.逆にこんな時は辞めない方が良い

「辞めます」と一言伝えれば簡単に辞めることのできる習い事ですが、もう少し続けた方が本人のためになることもあります。

2-2-1.勉強を理由とするとき

中学生くらいになると勉強が大変になり、習い事を続けるのが大変になります。本人が「勉強したいから習い事を辞めたい」と言った時は辞めた方が良いですが、親が「勉強の支障になるから」といって無理やり習い事を辞めさせるのは注意が必要です。

年齢が上がるにつれ、子供も勉強と習い事の区別もできるようになります。本人が習い事を続けたいときはそれが勉強をするモチベーションになることもあります。「勉強も習い事もちゃんとやるから」と本人が言えるなら、続けさせても良いでしょう。

2-2-2.他人を理由にモチベーションが落ちているとき

サッカーなどの集団スポーツでは、自分が活躍できる時とできない時が必ずあります。

ずっと自分がレギュラーだったのに、急に上手い子が入ってきたとたんレギュラーから外されてしまうこともあるでしょう。そんな時「自分は向いていないから辞める」と急に言い出す子もいます。

自分が下手だからと言って急に習い事を辞めてしまうのは、その後何をしても長続きしない場合もあります。イヤな時期から逃げ出さず、努力を続けることが大切だと説得した方が良いケースもあるでしょう。

3.習い事はタダじゃない!子供に伝えるべきこと

習い事を辞めたいと言う子の中には、「たかが習い事」と考えている子もいます。確かに学校とは違い簡単に辞めることもできますが、習い事は親の苦労の上に成り立っていることを子供に伝えるのも良いでしょう。

3-1.お金のことを伝えるのもアリ

タダで習える習い事はめったにありません。人気のある習い事ほど高い月謝が発生し、進学塾などでは毎月5万円以上支払うこともあります。

習い事に掛かるお金のことを子供に伝えると、「それだけお金が掛かるなら辞めた方が良いのでは」と思うかもしれません。しかし伝えることにより「それだけお金を出してもらっているなら頑張ろう」という気にもなるでしょう。特にある程度年齢が経って習い事を始める子供には、習い事に掛かるお金のことを話し、責任を感じてもらうのも良いでしょう。

3-2.送り迎えや時間の負担、親の苦労も知ってもらおう

習い事をさせている親は「送迎」の苦労もあります。子供への犯罪や交通事故が多い現在、よほどの近距離でない限り子供の習い事を送迎している親が多いのです。

家事の手を休めて送迎したり、下の子を連れて送迎したり。たかが送り迎えですが、毎週となると親の負担は大きいものとなります。

習い事を始める時、辞める時は「親が時間を割いて送迎をしなくてはならない」といったことも伝えましょう。それだけの負担を掛けてまで習いたいのか、またそれだけやったのに本当に辞めるのか。習い事は自分一人ではできないことを自覚してもらうことが大切です。

まとめ

習い事による成果というのは人それぞれです。親はお金を掛けて習い事をさせる分、本人が努力しなかったりあまりにも成果が出なかったりすると、習い事を辞めさせるべきか考えてしまうでしょう。

しかし成果がでなくても本人は習い事をとても楽しんでいる場合もあります。また成果が出ても実は本人は習い事が嫌いなこともあります。

習い事の成果を求め、親が結果に前のめりになりすぎてはいけません。習うのは子供であり、その成果を出すかどうか、やる気があるかどうかも本人次第です。習い事はあくまで人生経験を豊にする手立てと考え、過剰な期待をしないことが大切です。

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