男子と女子で違う国語の苦手ポイント、「読解力」をつけるには?

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本を読まない子供が増えている現在、子供の文章に対する読解力が足りないと悩む親御さんも多いようです。

特に男の子は女の子に比べると国語の点数が悪く、文章を理解する力が足りないとよく言われています。しかし実際のところ国語に対するさまざまなデータを見ていくと、男女差はほとんどないようです。女子でも国語が苦手な子はいますし、男女それぞれ読解力に対する苦手なポイントがあります。

今日は国語を得意とする読解力を身につける方法について詳しく見ていきましょう。男の子にはこうした方法が良いとか、女の子にはこうしたことを気をつけるなど、男女別に読解力をつけるポイントも考えてみました。

1.男の子のほうが国語は苦手なのか

うちは男の子だから読解力がない、国語が苦手、そうした話をよく見聞きします。しかし有名な小説家や文学界で賞を取るのは男性の方が多いような気もします。実際のところ専門家による研究でも、国語力や読解力に男女差はないと言われています。しかしどうして一般的には男の子の方が国語が苦手と言われてしまうのでしょうか。

1-1.字が汚すぎる、文を読まない…男子に多い

小学校の国語のテスト結果を見ると、男の子の間違いには共通点があると言われています。

まず「字が汚い」という事。漢字を正しく書いたつもりでも、横線がはみ出ているためバツ、止めハネが出来ていないのでマイナス1点など。本当は分かっているのに適当に書いて丸がもらえないケースです。

また文章題でも「正しい記号を書きましょう」とあるのに、答えを記号のマスに「たかし君が正しい」などと書いてしまうケースです。しっかりと問題を読んでいないので、答えは合っているのに結果的に丸はもらえません。女の子はじっくりと文章を読み、字が汚いことに恥ずかしさもあるのでゆっくり丁寧に字を書きます。そのため男子のようなミスをする子は少なく、男の子よりも国語のテストの点は良いことがあります。

1-2.女の子の方が読解力はあるのか?

これは多くのデータでも示されているのですが、女の子の方が思春期までの精神的な成長は早いです。生まれて言葉を話し始めるのも女の子の方が早く、幼児期でも女の子の方が文章を明確に伝える力は備わっています。

一方男の子は女の子に比べると幼い頃の言語能力は遅れており、相手の気持ちよりも自分の興味があることに集中してしまいます。目の前で女の子が泣いていても、地面にカブトムシがいたら虫の方に行ってしまうのです。こうしたことから女の子から見ると男の子は幼く、意思疎通をする言語が乏しいイメージがあります。結局そのことで男子は読解力が足りなくて、国語は苦手だろうといったイメージを浸透させてしまっているのかもしれません。

2.男女別、読解力を身につける方法

読解力を身につけるには、「本を読む」、「国語辞典を常に使う」といったことが言われています。しかしそうした行為がどうしても苦手という子供もいるでしょう。

また男の子と女の子でも、読解力を身につける方法のポイントには若干違いがあるようです。それぞれの性別の特徴を踏まえ、読解力をつけるヒントを紐解いて行きましょう。

2-1.男の子の読解力を身につける方法

先ほどのカブトムシの話でもあるように、男の子は相手の気持ちや心理といったことよりも、外見に注意を惹かれたり、物の仕組みに興味を持っていかれたりすることが多いです。

ある授業で「ウサギと亀」の話をしたところ、女の子は努力した亀をほめる声が多かったそうです。しかし男の子の中は「ウサギは相当スピード出したから疲れたんだね」、「何時間眠っていたのだろう」という声がありました。この話は努力したほうが報われるといった話ですが、男の子には「ウサギはなぜそこまで眠り込んでいたのか」という行動に興味がわいたのです。

そのため男の子には登場人物の心理表現を読み取る力をつける必要があります。ウサギと亀を読んだ後は、「亀はなぜ負けると思っていたのに走り続けたか?」といったように、登場人物の心理を考えさせます。国語のテストでは「~はなぜそう思ったか」という問題も多く出ます。絵本の読み聞かせをしたときや、教科書の音読をしたときに、ぜひこの「心理を考えさせる」というひと手間を男の子にやらせてみてください。

2-2.女の子の読解力を身につける方法

女の子は男の子に比べると、言葉のボキャブラリーも豊富で使い分けるのが上手です。しかし文章題が載っているテストなどで分からない言葉があると、途端に思考がストップしてしまうことがあります。例えば「僕は言葉の語彙力が足りないと思った」という文章を見て、語彙力??もうこの問題は全然分からない、やりたくない…と感じてしまうケースです。

女の子は分からないことがあればどんどん親に質問することもあるでしょう。親はそんな時こそチャンスです、きちんと答えてあげることにより言葉の使い方や意味を知り、読解力が付くことにもつながります。語彙力は「日本語の単語全体における知識」を意味するものであり、子供には分かりやすく「言葉の知識を広げること」といったようにアドバイスしてあげれば、自然と文章全体も見えてきます

また男女問わず言えることですが、子供と一緒に新聞を読む、新しい漢字を学ぶときは辞書を使って一緒に熟語を探すなど、子供には多方面にわたる言葉へのフォローをすることがおすすめです。コツコツと習慣づけることでまさに語彙力が付き、だんだんと読解力がついていくことでしょう。

3.子供の読解力、言葉の語彙を増やしてあげよう

そもそも「読解力」とはどういったものを指すのでしょうか。これまでの日本教育における読解力とは「教材の文章の内容を正確に読み取る力」を言っていました。しかし国際社会にも目を向ける教育が重要視されている現在、「自分の意見を伝える」、「問題を解決する力を身につける」といったことも読解力に含まれているようです。

文章を正しく理解し正確に読み取れるのはもちろん、自分の意見を明記できるようになるためにの読解力を身につけさせるには、日頃の勉強方法に少しの工夫を加える必要があります。

3-1.漢字の練習の時がチャンス

小学校に入ると、どんどん新しい漢字を覚えていく必要があります。多くの学校では漢字ドリルなどを使い、漢字の書き順、意味、熟語などを学ぶことが多いでしょう。

新しい漢字を覚えるにはその字を繰り返し5回以上書くと言った物理的なトレーニングが必要です。しかし読解力を身につけさせるには、漢字の形をただ覚えるだけではいけません。同じ漢字の入った熟語を調べて並べてみる、熟語の意味を辞書で確認するなど、その新しい漢字を多方面から見ることで言葉の語彙を増やすことができます。テストで新しい漢字を書けていればそれでオーケーと思ってしまう親御さんも多いですが、読解力を身につけるためにも漢字の学習の際は多方面から学ぶ経験をさせてあげましょう。

3-2.日記や読書感想文を書く

読解力は文章を読み解く力だけでなく、自分の考えや意見を記載できるかどうかもポイントです。

自分はどう思ったかを書くには作文や読書感想文が有効ですが、週に1度でも良いので家庭でも「自分の気持ちを文章に書く」ということを行ってみましょう。はじめは簡単な絵本を読んだ感想でも良いのです。それを読んで自分はどう感じたのかを書いてみる、これを繰り返すことにより自分の意見を明確に伝えやすくなり、文章を読み解く力もついていきます。

また日記を書かせてみるのもおすすめです。今日何があったかを淡々と書くのではなく、その出来事に関して「自分はどう思ったか」という心情を書くようにします。勉強というより、親子の交換日記としてお互いの気持ちを書いて楽しむのも良いでしょう。

まとめ 読解力は読み書きの習慣づけが大切

「読解力」は簡単に言うと、何かを読んでそれを理解する力のことです。しかし大人でも本を読む人が減っている現在、子供もパソコンやスマートフォンからの情報ばかりを信じて本や新聞を読む機会は減っています。

しかし読解力を身につけることは学力に優位になるだけでなく、相手の気持ちを読み取ったり自分の意見を伝えたりする力も備わるので、結果的にコミュニケーション能力も身につけることができます。読解力があった方が生きていく上でメリットが大きいと言えるのです。

男の方が生まれつき読解力は低いといったイメージはありますが、普段から読み書きの習慣をつけることで次第と読解力はついていきます。その力をさらに養うには日常生活に新聞を取り入れたり、親子で辞書に慣れ親しんだりといった工夫が必要です。なるべく親子で新聞や本を読む機会を増やし、日記や感想文などを取り入れて楽しみながら読解力を高めていきましょう。

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