読解力で成績アップ!全ての教科の基礎となる「読解力」を身につけよう

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国語の勉強と聞いて何を思い浮かべますか?漢字、熟語の暗記などが頭に浮かぶ人は少なくないと思います。
しかし、学年が上がる程にテストの問題は文章化されて、読むのに時間がかかるものが増えてきます。これは国語だけではなく、他の教科のテストにも同じことが言えます。問題の文章を読み、内容を的確に理解した上で解くことができれば勉強の理解度、スピードが変わってきます。重要なのは読解力です。ここでは、読解力の重要性と身に付け方のコツをご紹介します。

1.読解力とは何か

shutterstock_183428156うちの子供は計算や漢字はできるほうなのに、国語の文章問題は苦手で読解力がない…。そう悩んでいる親御さんも多いのではないでしょうか。

読解力とはある文章において、その人物や作者、文章全体が何を伝えたいのかを理解することです。要約して解釈できれば読解力があることになります。しかし国語の文章題でよくある、「このとき主人公はどんな気持ちでしたか?」といった問題にすぐ答えられない、問題の意味が分からないとなると読解力を磨く必要があります。

1-1.ただ本を読むだけでは読解力はつかない

読解力を身につけたい、そのために良いことは「読書」が挙げられます。しかしいくら本を読ませても、読解力のないお子さんというのは実は多いのです。

読書の最大のメリットは知識が身につくことです。たとえ読解力が身につかなくても、その時に読んだ本の知識と言うのは蓄積され、何らかの形で役立つことが多いのです。なので読解力がつかないなら読書は意味がない、というのではなく、本を読ませること自体はどんどん行うようにしましょう。

では読解力が身につく読書の方法というのはあるのでしょうか。それは「内容を理解しながら読み進める」ということです。親が無理やり「本を読みなさい!」と言って子供に本を読ませた場合、無理やり読まされているのでただ字を追っているケースが多く、内容をしっかり理解している場合は少ないのです。これではいくら本を読ませても読解力は身につかないことになります。

1-2.国語は勉強しても成績が上がりにくい科目?

小学生の宿題の内容を見てみますと、算数の計算、国語の漢字練習、音読の三つを中心としたものが多いようです。

算数は計算問題を中心としたテストが多いので、計算が得意な子ほど算数は得意な傾向にあります。しかし国語のテストの場合、漢字の問題の比率はおよそ全体の3割ほど、残りの7割が文章問題に充てられます。普段の宿題では漢字を中心に行っているので、いくらたくさん国語の勉強をしても文章問題に対するスキルを上げることは難しいのです。国語の成績をあげるには、やはり独自に読解力を上げる必要がありそうです。

1-3.ほとんどの科目は日本語で学ぶ

当然ながら、日本で行われている義務教育のほとんどが「日本語」で行われています。日本語の理解が深い子供ほど授業内容を理解し、成績が上がることにもつながります。

また授業だけでなく、友人関係とのかかわりにも日本語の使い方は大切です。何かトラブルがあったときにも相手に上手に自分の意思を伝えられることで解決にもつながります。また大人になってから社会に出たときに、日本語を上手に使える人ほどコミュニケーション力も高く仕事でも活躍できるでしょう。

日本語を上手に使えるということは「読解力が高い」ということです。読解力を小学生のうちから身につけることで受験などにも有利になり、今後の生活に大いに生かすことができるでしょう。

2.読解力を付けることで国語以外の成績も上がる理由

shutterstock_157249694読解力は国語だけでなく、すべての教科や人間関係にまで影響があるようです。読解力があるとなぜ多くの事に関してメリットがあるのか、詳しく見ていきましょう。

2-1.読解力があればすべての科目の問題を解くスピードが上がる

国語の次に読解力が必要な教科と言えば「算数」です。計算が得意な子ほど成績が伸びる科目ではありますが、読解力がないと文章問題でつまづいてしまう子もたくさんいます。

最近では低学年の文章問題にも異なる数字をたくさん出し、「この中から3つだけ数字を使って答えを出しましょう」といったややこしい問題があります。読解力のない子はまずその文章を理解するのに時間がかかり、問題に進むまで大きなタイムロスをしてしまいます。これは受験の時にも大変不利になります。

しかし読解力がある子ならば、文章問題を一度読んだだけで「この問題は何を質問しているのか」ということがおよそ理解できます。読解力の高さは、テストなどの問題を解く速さにもつながります。

2-2.低学年時に音読をするのはなぜか

読解力を高める方法に音読が良い、というのは聞いたことはありませんか?小学校低学年でよく取り入れられる音読ですが、読解力を高めるには確かに効果があるようです。

音読は口を使って文章を読み、耳で聞いて目で文章を追います。多くの五感を働かせて読むことで、目で追って読むだけよりも、内容や文章の構成がすんなりと頭に入ってくるのです。低学年のうちは文字数の少ない文章を取り扱うこともあり、家庭での音読は積極的に行うようにしましょう。

低学年のうちに音読をマスターすることにより読解力を上げ、漢字の読み書きも苦手意識を減らす効果があります。もちろんこれは高学年になってもおススメできる勉強方法であり、難しい文章のときこそ声に出して読んだ方が理解が深まります。国語に限らず、算数や理科社会にも音読を取り入れてみましょう。

2-3.PISA型読解力とは?

国立教育政策研究所が実施している学習到達度調査「PISA」というものがあります。これは世界の先進国を中心に、15歳の児童を中心として学力調査なのですが、日本は2005年前後を中心に学力が落ちており、ゆとり教育の問題が指摘されました。

中でも日本は読解力の数値が先進国の中では低く、問題視した文科省は「PISA型読解力」として教育現場に新たな教育方針を導入しました。PISA型読解力は、簡単に言うとより文章の内容を理解し利用できる、熟考できる能力と定義されています。

具体的に言うと、テキストを読んだ後、要約してその内容を言語化できるか情報を取り出すことができるか、テキストに基づいて自分の意見を述べるなど文章を活用できているか、など。これらの能力をPISA型読解力と言い、今までの読解力とは違うさらに深い文章の理解が求められています。

3.子供の読解力の鍛え方は?

shutterstock_397854637では家庭で出来る子供の読解力の鍛え方はあるのでしょうか。文科省の推奨するPISA型読解力を家庭で補うには、かなりの技術と時間が必要になりそうです。しかし家庭でも、ほんの少しの時間と工夫で、お子さんの読解力を効率よく上げることができます。

3-1.この文章が何を伝えようとしているのかを意識して読む

読解力とは、その文章の人物や作者が何を伝えたいのかを理解することです。先ほども述べたように、ただ文章追って読んでいるだけでは、読解力が身につくとは言えません。

まず読解力を上げる一番簡単にできる方法としては、お子さんが本を読んだあとに「感想」を聞くことです。主人公は最後どうなったの?そのときどんなことを考えていたのだろうね?など、2,3質問をしてみましょう。それにちゃんと答えられるようなら、お子さんは話の内容を理解しながら読んでいることになります。

しかし答えられなかったり、あまりにも本の内容とずれている答えが返ってきた場合は、内容を意識して読んでいないことになります。その場合はもう少し簡単な絵本にしてみたり、親子で一緒に本を読んだりすることが良いでしょう。

読解力を身につけるには、内容を理解しながら読むこと、読書が楽しいと感じることです

3-2.正確に言葉を使って会話することが読解力の向上につながる

子供との会話を、「名詞」や「動詞」だけで済ませていませんか?

例えば学校から帰ってきた子供が突然「サッカー割れた、これいる」とボンドを持って言いました。誰の何のサッカーで、なぜボンド?となりますが、親としては理解できることもあります。それは自由研究で作って昨日学校に持って行ったサッカーゲームのことであり、学校で壊れたのでボンドが必要なのね、と。一瞬で理解した親は「分かった」と返事をして、会話が成立します。

しかし家庭でこのような会話が成立してしまうと、子供は学校に行って先生や友達にも同じような会話をしてしまいます。先生には「昨日家から持ってきた自由研究のサッカーゲームが割れてしまったので、ボンドを持ってきました」という説明をしてほしいもの。こうした言葉遣いができるようになれば、日常生活でも作文などにも大いに役に立ちます。家庭では簡単に済む名詞だけの会話ではなく、誰が、いつ、どうしたなどの「5W1H」を意識して会話をするようにしましょう。

3-3.親子で新聞、日記を習慣にする

読解力を最も効率よく上げる方法として「読んだ文章を記入する」方法があります。

これは新聞のコラムなどを毎日読み、それを要約して書き出す方法です。最近ではコラムを専用に書き写すノートなども売られています。文章をすべて写すのも勉強になりますが、読んだ後に自分の文章として気持ちや内容を要約して書いていった方がより読解力を高める効果があるでしょう。

新聞を読むのが難しい低学年の子供たちには、日記を書く方法もあります。今日一日何をしたか、たった1行でも良いので自らの文章を書いていきます。はじめは同じような文章しか書けなかった子供も、日々続けることにより長い文章を書けるようになったり、読みやすい文章を書けるようになったりします。

まとめ

shutterstock_251326903読解力を身につけると、国語の成績が上がるだけではなく、すべての教科に関わり生活にも良い影響が出てきます。

子供の読解力をつけるには親はただ「本を読みなさい」「勉強しなさい」というのではなく、「声を出して一緒に読もう」とか「本を読んだ感想を聞かせて」など、文章を読む楽しさを一緒に共有することが大切です。また文章に限らず、子供と会話をするときには主語や述語をきちんと使い、正しい日本語を使うこともポイントです

作文やテスト、受験にも有利になる読解力ですが、人とのコミュニケーションを図るときにも大いに役立つことができ、大人にとっても読解力を高めることはメリットが大きいでしょう。子供の学力のためだけではなく、生活に役立てるためにも親子で読書を楽しみ、みんなで読解力を深めていきましょう。

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