子供が勉強を「嫌い、苦手」と感じるきっかけとは?

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「うちの子は勉強が嫌いで…」そう嘆く親御さんの話をよく見聞きします。しかし子供が勉強を嫌いになったきっかけはとは何か、考えたことはありますか?またどういった理由でそのお子さんは勉強が嫌いなのでしょうか。

実は子供が勉強を嫌いになった理由として、大人の存在が挙げられます。大人が普段つい口にしてしまう何気ない一言が、子供の勉強への意欲を削いだり、やる気をなくしてしまったりすることが多いのです。今日は子供の勉強嫌いになったきっかけについて見ていきましょう。また既に勉強が嫌いと言っているお子さんに対しても、どうすれば勉強に前向きになれるのか考えていきましょう。

1.そもそも子供は本当に勉強が嫌いなのか?

shutterstock_171864623昔からある人気のアニメなどを見ていると、そこに登場してくる子供はみんな「宿題イヤだなー」とか「今日もテスト0点だった」など、勉強に対してネガティブなセリフを言っていることを見かけます。

また子供の味方をする大人の意見として「勉強なんてできなくても立派な大人になれるよ」、などと言ったセリフもあります。これらはみんな「子供=勉強嫌い」という背景が確立しているようにも思えます。それって大人の決めつけではないでしょうか。

1-1.大人が「子供=勉強嫌い」と思い込んでいる!?

では実際多くの子供は本当に勉強が嫌いなのでしょうか?「あなたは勉強が好きですか?」と子供に直接聞くと、その多くは「嫌い」と答えるようです。

しかし本当に勉強が嫌いなのではなく、「勉強が好き」と答えるのは、ちょっと恥ずかしいと思う背景があるようです。堂々と「勉強が好き」と答えるには、成績が良くなければならない、真面目な子でなくてはならない、そうしたプレッシャーから子供の間でもはっきりと勉強が好きとは言いにくい雰囲気があります。先ほどのアニメの例があるように、高学年の子供ほど「子供は勉強が嫌いなもの」という概念が刷り込まれ、自ら「勉強が好き」と言える子供は、よほど学力に自信がない限り堂々と言うことはできないのです。

1-2.勉強が嫌いなのではない、苦手な教科があるだけ

しかも勉強に関するアンケートを子供に取ったところ、多くの子供が得意教科と苦手強化があることが分かりました。つまり勉強のすべてが嫌いなのではなく、「好きな勉強もある」ということになります。大人はそれを踏まえ、勉強のすべてを子供が否定しているとは思わないようにしましょう。

ちなみに小学生を中心としたアンケートでは、苦手教科も得意教科も面白いことに「算数」という結果になっています。これは小学校の教科の中では算数が一番頭を使い工夫が必要な難しい教科であり、努力した分結果も分かりやすい教科という理由があるようです。

参照 学研教育総合研究所 小学生白書Web版 > 2010年9月調査

2.子供が勉強嫌いになるきっかけとは

shutterstock_355786235しかしそうは言っても、なかなか自分から勉強をしない、宿題を始めてもすぐに集中力が切れてしまうといった子供も多くいます。すべての教科が嫌いではないにしろ、どちらかと言えば勉強は嫌いだという子供の方が多いのは事実でしょう。

どうして子供は勉強が嫌いになってしまうのか?それは大人のちょっとした行動に原因があるようです。

2-1.大人からの「勉強しなさい!」の一言

子供がなかなか宿題をしない、自主的に勉強をしない。そのような姿を見て、つい日頃から「早く勉強しなさい」と口うるさく言ってしまう親御さんも多いでしょう。

しかし多くの東大生は幼少期の思い出として、「親から勉強をしなさいと言われたことは一度もありませんでした」と言っています。東大に入るような学力を持つ子供は、さすがに勉強をある程度好きでないとハイレベルな学力を身につけることはできません。つまり勉強が好きな子供ほど、親から勉強しなさいとは言われていないのです。

それでも時には勉強をするよう、親の声掛けが必要なときもあります。あまりにも勉強や宿題をしない子に対しては、「いつやったら良いと思う?」と逆に質問してみましょう。勉強はあくまで自ら行う姿勢を持たないと取り組むことはできません。しつこく何度も「勉強しなさい」と言えば言うほど、子供にとってはありきたりな呪文のように聞こえ、勉強はイヤなものだという刷り込みができてしまいます。

2-2.授業についていけない

勉強をする最も多い時間は学校です。学校で学び、それを理解して授業に集中する、どこまで理解できているか確認するためのテストを受ける。授業ではこのような流れで勉強を進めています。あまりにも簡単な問題だと子供は飽きてしまうこともありますが、逆に全く授業についていけず理解できていないと、学校や勉強そのものが嫌いになってしまいます。

このような場合は親の手助けが必要です。子供が持ち帰ってくる答案用紙をしっかりと見て、苦手だと思われる科目があったらサポートしてあげましょう。一日10分でも良いので苦手な科目の復習やドリルを行うと良いでしょう。それでも時間がないという方は塾や家庭教師を利用する方法もあります。この教科はどうせやっても分からない、そのような諦めを子供に植えつけないことが大切です

2-3.勉強よりも楽しいものをみつけたとき

部活や趣味、習い事などで子供が夢中になれることを見つけるのは悪いことではありません。しかし「勉強する暇があったら、趣味のサッカーに時間を割きたい」などと、勉強をおろそかにしてしまうと勉強嫌いになってしまうこともあります。だんだん学習時間が減っていき、気づけば授業についていけなくなってしまうこともあるでしょう。

しかし自分が没頭できるものを見つけたときは、逆に学力を伸ばせる時期でもあります。ポイントは好きでやりたいものと学習時間のメリハリをつけることです。集中して早く勉強を終わらせれば好きなことができる、このように子供が気づけば勉強嫌いになることはありません。まずは勉強時間と好きな事の時間配分を、親も一緒に考えてサポートすることが大切です。

3.子供の勉強嫌いを克服させるには

shutterstock_295839713子供の中にはすでに勉強嫌いを公言していて、なかなか机に向かわない子もいるでしょう。そのような子に勉強しなさいと言っても焼け石に水です。では勉強嫌いを克服させるには具体的にどうすれば良いのでしょうか、考えてみましょう。

3-1.大人も勉強を楽しむ

子供にスマホのゲームをさせると、あっという間にのめり込む子が大半です。これはスマホのゲームが単に面白いこともありますが、家庭でも電車の中でも、大人がスマホ画面を見続け、スマホのゲームは楽しいということを大人が身をもって教えているからです。

しかし勉強はどうでしょう。大人は勉強しろと言うだけで、一緒になって楽しく勉強をしている人はいないように見えます。大人が子供の勉強を一緒に行うのは難しいかもしれませんが、例えば計算問題をどちらが早く解けるか競争してみる、漢字のクイズを出してみるなどして、たまには大人も一緒になって勉強を楽しんでみましょう。勉強は楽しいものだと大人が姿勢を見せることにより、勉強に対するネガティブな考えは減っていきます。

3-2.勉強できる環境に変えてみる

勉強が苦手だと思う子供の中には、家庭での勉強環境に恵まれていないケースもあります。これは1人部屋や勉強机があれば良いというのではなく、集中できる環境があるかどうかと言うことです

例えば1人部屋の勉強机で学習するのは、一見静かに勉強ができて良い環境と言えそうです。しかし誰もいない部屋での勉強はときに子供を自由にさせ、勉強は適当に終えて漫画を読んでしまうこともあります。特に小学校低学年のうちは、大人の目が届くリビング学習の方が向いています。しかしここでもテレビがつけっぱなしだったり、兄弟がゲームをしている状態だったりしては、子供は勉強に集中できません。家族も今は子供が勉強している時間だからテレビを消すなどの配慮をし、勉強に集中できる環境を整えてあげましょう。

3-3.大人の理想を押し付けない

勉強嫌いになってしまった子供の中には、「無理やり勉強を押し付けられて嫌になった」例も多々あります。

受験勉強などが代表例ですが、「絶対にここの学校に受からなくてはならない」と親がプレッシャーをかけ続け、結果的に合格できなかったら子供はどうなるでしょうか。他の学校に行った途端、ここの学校は目標ではなかったと勉強をする気が失せてしまうことも大いに考えられます。

多くの親がやってしまうことですが、「うちの子供は絶対にここまで伸びる」と、親の理想論を押し付けてはいけません。勉強はあくまで子供自身が目標を持ち、それに向かって努力をしないと伸びることは難しいのです。無理な理想を子供に押し付けるのは、最も子供を勉強嫌いにさせる近道だと認識したほうが良いでしょう。

まとめ. なぜ勉強が必要なのか話し合ってみる

shutterstock_450428263そもそも勉強が嫌いという子供の多くは「なぜ勉強なんてしなくてはいけないんだ」という、漠然とした気持ちがあります。

努力して良い学校に入れれば安定した社会生活が送れる、その考えもあながち間違いではないのですが、将来を生きたことのない子供にとってはピンとこない話ですし、良い学校に入れたからと言って幸せな人生が保証されるとも限りません。

なぜ勉強をしなくてはいけないのか、その理由は人それぞであり、親が子供と一度は話しておきたいテーマです。どんな偉い先生が勉強の大切さを説くよりも、子供が一番好きな親がなぜ勉強が必要なのか話してくれた方が胸に響くことが多いのです。子供が勉強を苦手なものと意識しないようにするためには、まずは親子で勉強の必要性を話し合うことから始めてみましょう。

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