「なぜ勉強しなければならないの!?」子供からの質問に大人はどう答えるべきか

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子供に『なぜ勉強しなければならないの?』と聞かれて言葉に詰まった経験はありませんか?

その答えを明確に出せる大人は少なく、『将来の為』『良い学校に入るため』というような漠然とした答えしか返せない方も多いのではないでしょうか。

ここでは、『勉強することがより良い人生につながる』理由について考えてみました。『自分では子供に勉強を教えられない。何から始めれば良いのかわからない。』という方にも是非、読んでいただきたい記事です。

1.親が考える子供の幸せな将来とは

shutterstock_183214661社会格差や高齢化社会、少子化問題など様々な問題を抱える現代の日本。雇用が不安定な現在はバブル時代のように勉強して良い会社に入ればバラ色の人生が約束されているというわけでもなく、子供の将来について不安を抱えている親御さんも多いかと思います。子供が将来幸せに暮らしていくには、親としてまずは何ができるのか考えてみました。

1-1.良い学校、良い会社に入ることがゴール?

バブルが崩壊し、雇用情勢が不安定になってきたころから「学歴神話」は崩壊しつつあります。高学歴で一流企業に入社しても、その会社が倒産してしまったりリストラにあったりしたら、なんのために高学歴を経て良い会社に入ったのか分からなくなります。

しかしそうは言っても子供の4人に一人は中学受験を考え(東京都の場合)、中学生の半数以上は塾に通う現状を考えると、まだまだ日本の社会は学歴重視であり、多くの親が子供には良い教育を受けさせ良い大学に入ってほしいと考えているのが分かります。

さまざまな調査によると「良い学校、良い会社に入ったら人生は幸せであるか」の問いに対し、多くの大人が「そうとは限らない」と答えています。しかしそうは考えつつも、子供には良い教育を与えようとしている親が多いのです。

1-2.勉強ができれば子供は幸せになれる?

高学歴=絶対の幸せではない、と考える大人が多くいるのに、相変わらず子供には高学歴を与えようと頑張る親の姿があります。

これは大人になって一般的に名誉ある仕事につくためには、学歴が必要だと考えている人が多いことが分かります。雇用が不安定だからと言っても、やはり一流企業に就職できれば給料も良く生活は安定する、また学歴があった方が多くの企業は採用してもらえるといった現状もあります。

また勉強ができることで、世間一般に「見栄」が張れるのも否めません。子供が超一流大学に入れば「すごい」と周りからは称賛されるでしょう。褒められることで親としても気分は良いですし、何しろ子供の価値も上がるように思えます。勉強ができるということは、周りからは評価が上がり、子供には安定した人生を送ってもらえると考える親が多いのです。

2.自分の子供時代の経験を伝えよう

shutterstock_15545053自分たち大人も当然ながら子供の時代がありました。そこで勉強に全くつまづかなかった、という方は少ないでしょう。もっとこうすれば良かった、もしくはこうしたから成功した、そのような経験を子供に伝えることにより、子供たちはなぜ勉強が大切なのか具体的に知ることができます。

2-1.自分が子供時代に『やっておけば良かった…』と思うこと

多くの大人が自分の人生に誇りを持って歩んできているかと思います。しかしながら「昔の勉強に関して微塵も後悔はない」と答えられる大人は少ないようにも見えます。

例えば受験に失敗した経験がある方なら「中学校の時もっと数学を勉強しておくべきだった」とか、社会人になったときに外国人のお客様とうまくコミュニケーションが取れず「もっと英語を学んでおくべきだった」など、勉強に関しては大なり小なり後悔している方も多いでしょう。

もちろん勉強以外にもスポーツをやっていて良かった、アルバイトで社会経験を積んでよかったなど、やってよかった経験を持っている方は多いと思います。しかし「勉強のことに」なると、自分の人生においてまったく後悔していないと答えられる大人は少なく、どうしても「もう少し勉強しておけばよかった」と思う大人が多いのです。

2-2.なぜ親は子供に勉強させようとするのか

多くの大人が多少なりとも勉強に関しては後悔があります。しかも中には今の仕事や生活に満足ができず、その原因は「学歴がないから」だと、人生そのものを学歴のせいで後悔している人も見受けられます。

親が子供に勉強をさせる理由はさまざまありますが、その一つに自分の後悔から、同じような経験をしてほしくないため勉強をさせている現状があります。しかも後悔が大きい人ほど、自分の子供に勉強をさせる傾向が強いといいます。たまにその願望が強すぎて、子供を押しつぶしてしまうトラブルもよく見受けられます。子供の人生は自分の人生とは違うのに、そこを見誤って子供に無理やり勉強を押し付けるのは避けたいものです。

2-3.子供でいられる時間は意外と短い 自分の子供には、自分で考えて行動できるようになってほしい

しかしいくら学校の勉強をさせても、社会に出てからは「自分で考えて行動できるかどうか」がポイントになります

確かに高学歴だと多くの会社に入りやすくなります。しかしそこで「活躍」できるかどうかは、学校の勉強とはまた違った学びが必要になります。

例えば小学校の頃に勉強を中心とした生活を送り、「友達とは全く遊ばない」生活をするとどうなるでしょうか。遊びを通じて集団生活からさまざまなことを学ぶ時期に他人とのかかわりを拒絶すると、社会人になってからも周りの人間とうまく馴染めないといったトラブルが出てくるかもしれません。

子供の頃のたくさんの経験が、その後の人生を豊かにします。子供である時期は長い人生から見ると非常に短く、貴重な時間です。その時期になるべく多くの知識や経験を積むことで、将来の役に立つことが多いのです。

3.知識を広げることで物事を多方面から見ることができるようになる

shutterstock_201894922では勉強をして知識を広げることで、具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは勉強をすることで得られるメリットについてまとめてみました。

3-1.ある保育士さんの話

Aさんは中学生になったお子さんに「自分は将来保育士になる。保育士は勉強しなくてもできる仕事だから、もう勉強はしない」と言われたそうです。

確かに保育士の仕事は高校を卒業していれば自分で免許を取ることも可能であり、大学などを出る必要はありません。偏差値は低くてもできる仕事と知ったお子さんは、もう勉強はしないと宣言したそうです。

そこでAさんは答えました。「勉強を努力した保育士さんと、あまり勉強しなかった保育士さん。子供に愛情を注げば両方良い先生だけれども、子供たちに与えられる知識の量は変わってくるよ。子供に『なぜ空は青いの?』と聞かれたときに勉強しなかった先生は答えられない。しかしたくさん勉強した先生は子供たちにたくさんの知識を与えることができる」と伝えたそうです。

また保育士免許の取得も自力でもできるが大学で取得する方法もある、たくさん学んだ先生はそれだけ頑張った評価が与えられるので就職も有利になる、そうしたことも子供に伝えました。

それ以来お子さんは文句を言わず、テスト期間は一生懸命勉強しているそうです。

3-2.すべての教科は自分の将来の役に立つ

このように保育士さんのような一見学歴が必要のない仕事でも、たくさんの知識を得ることで役に立つことは多いのです。

また、直接生活に関係のない教科に関しては特に「なぜこんなことを学ばなくてはならないの?」と子供に聞かれることはないでしょうか。

例えば高校で学ぶ「因数分解」などは、日々の生活で役立つことはまずありません。しかし難しい因数分解を解くことにより集中して考える力を養ったり、解けるまで頑張る忍耐力がついたり、分からないことを質問するといったコミュニケーション能力を知らないうちに身につけていることになります。無駄な教科や経験なんて、1つもないのです。

3-3.塾や学童に通うことで、時間管理、自主性が身につく

また「受験のために」通うイメージが強い塾ですが、塾に通うことでもさまざまなことを学ぶことができます。

塾は学校の成績を上げる効率的な方法の一つです。しかしそれ以外でも生活する上で役に立つことが学べます。例えば中学生になれば塾に行くのは親の付き添いなしで一人で行くケースが多いでしょう。そこで時間に遅れずに行くことは計画性を学ぶことにもなりますし、学校とは違うメンバーで学ぶことは人付き合いを勉強することになります。

塾だけではなく、学童や習い事も同じです。集団で過ごす学童は人間関係や集団におけるルールをしっかり学ぶことができます。習い事も、学校ではできない経験をすることにより、思いがけないスキルを身につけるかもしれません。

もちろん塾や習い事をしなくても、社会で生きていく上で支障はありません。しかし子供がそうした習い事に興味があり入りたがっているのなら、その子にとってはその分野が「学びたい」と感じるジャンルなのかもしれません。

4.勉強は良い学校や会社に入るためだけにするのではなく、より良い人生を過ごすためのもの

shutterstock_13894939なぜ勉強をしなくてはならないのか、その答えを子供に一言で伝えるのは難しいでしょう。国語・算数・英語・体育などの学校で学ぶ勉強も大切ですが、人との触れ合いや自分の考えを持つ事も大切な勉強です。そのような経験が、子供が将来なりたいと思う自分に近づくための準備になることは確かです。

親としては教育費を捻出し、塾に通わせるといったことも大切ですが、日々の生活の中で学べることを見つけ、一緒に経験することも大事です

怒鳴って「勉強しろ」と無理やり学ばせるのではなく、なぜ勉強をしなくてはならないのかを子供に分かりやすく話し、子供が自主的に学ぶ姿勢を身につけられたら良いですね。

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